「文春オンライン」が6月24日、緊急事態宣言下に「水溜りボンド」トミーが経営するカラオケ店で「しばなんチャンネル」あやなんの誕生会が催され、人気ユーチューバーら31名が集結して乱痴気騒ぎが繰り広げられたと報じた。これを受け誕生会に参加していた「水溜りボンド」トミーや「アンバンティーズ」そらちぃ、ツリメらが所属する最大手ユーチューバー事務所「UUUM」は謝罪する事態に追い込まれたが、同社の“株価”には今回の騒動はほとんど影響はなさそうだ。
この騒動について、お笑いタレントの有吉弘行はラジオ「SUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)で「あれ、テレビだったら謹慎になるじゃない。あれ(ユーチューバー)は自分のチャンネルであいさつしたら『まあいいだろう』ってことになんのかね?」と指摘。また「水溜りボンド」の冠番組「水溜りボンドの〇〇いくってよ」(テレビ神奈川)が放送自粛になったことについては「スポンサーとかついてる人はそういうのがあるだろうね。でも、無ければどうなるんだろうね。自分のところで謝ればいいのかな?それも再生回数みたいなやつに入るの?」と疑問に感じているようだった。
「有吉が指摘するように、今回の騒動がユーチューバーではなく芸能人であれば謹慎は確実で、スポンサーから賠償請求がなされていた可能性もあり、所属事務所もただでは済まなかったと思います。しかし、多くのユーチュバーは基本的にスポンサーが付いていないことから賠償問題になることもないため、事務所への影響もほとんど無風状態で済んだとみられています。実際、誕生会に参加した多くのユーチュバーは自身のチャンネルで謝罪動画を上げた程度で活動自体は続けており、活動の自粛を発表したのはトミーくらいのものですからね」(エンタメ誌ライター)
また、今回の騒動で「UUUM」の株価が下がらなかったもう一つの理由としては、こんな話も。
「事務所の大黒柱であるヒカキンの存在も大きいのでは。とにかく品行方正で知られるヒカキンは今回の誕生会に参加していなかったというだけで評価が爆上がりしており、元『2ちゃんねる』管理人のひろゆき氏も『YouTubeで長期的に上手くいくのに必要なのは「人格」ってな話しをちょこちょこしてますが、こういう場面をちゃんと避けてるヒカキンさんはさすがだなぁ、、と』とツイートし、絶賛しているのです」(経済ジャーナリスト)
どんなに所属ユーチューバーが問題を起こそうが、ヒカキンがいれば「UUUM」は安泰?
(小林洋三)