「やだぁ」村上信五はオネエ言葉で悶絶!「失禁体験装置」はなぜ作られた?

 4月22日に突如としてトレンド入りを果たした「失禁体験装置」なる聞きなれないワード。きっかけは同日に放送された「あさイチ」(NHK)だった。
 
「この日、番組では東京の大学で行われているユニークな研究や取り組みにスポットを当てていました。その中で紹介されたのが電気通信大学で開発されたという失禁体験装置。実際に衣服を濡らすことなく、失禁の感触が味わえるという機械で、ゲストに招かれた関ジャニ∞の村上信五さんが実際に体験することになったんです」(テレビ誌ライター)

 スタジオでは、被験者となった村上が、腹部から足元にかけてチューブのような器具を装着してスタンバイ。「そもそもなんで?」とこの装置自体への疑問を投げかけると、開発者が「お医者さんとか小さいお子さんをお持ちのお母さん方に、リハビリの道具に使えるんじゃないかとか、小さいお子さんのおむつトレーニングに使えるんじゃないか」と制作意図を明かし、村上も「医療の目的で…」と納得した顔つきで、“おもらし”が疑似体験できるという装置のスタートボタンを押したのだが…。

「村上さんのリアクションがとにかく秀逸。口に手をあてて『やだぁ〜、すごぉ〜い!コレぇ〜』『あったか〜い!』とオネエ言葉で悶絶していました。ズボンをはいた状態で失禁すると、小水が下腹部から両足の内もも部分をつたって下へと流れていきますが、この失禁体験装置はチューブの中にぬるま湯が流れることによって、その感触を再現。村上さんも『上手に上からジワーッて…早すぎず遅すぎず』と、そのリアルなジワジワ感を絶賛していました。おそらくももの内側部分に液体が流れるのを感じて、ついつい内股気味になったことからオネエ的なリアクションにつながったのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 この“失禁シーン”にSNS上は大盛り上がり。《ジャニーズに失禁させるなんてNHKは朝から攻めてるな》《朝からおもらしヒナちゃん(村上)が見られるとは…》といった驚きのコメントが相次いでいた。失禁体験装置が実社会で活躍する日は訪れるのだろうか。医療に詳しいジャーナリストが語る。
 
「うまく尿を排出できなくなった人が失禁の感触を体験することで、症状が改善するリハビリ効果は多少なりとも期待できそうです。また介護の現場では、スタッフが失禁を疑似体験することで、トイレに行けなくておもらししてしまう人の気持ちを理解し、前向きに仕事に取り組めるようになるかもしれませんね」

 村上の絶妙なリアクションがなければ、「失禁体験装置」はここまで世に知られることはなかったかもしれない。

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