後輩宅を不貞愛に利用!「2丁拳銃」小堀のクズ言動のルーツ

 お笑いコンビ「2丁拳銃」の小堀裕之といえば“ヘドロ芸人”と呼ばれることもしばしば。「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)で密着された際に誕生したキャッチフレーズと思われがちだ。だが実は、「ヘドロットン」という別名で16年からソロ活動している。

 落語や役者、バンド活動、演出や脚本など、活動内容は多岐にわたる。見た目や性格から「ヘドロ」というあだ名を付けたのは、吉本興業の先輩である今田耕司。それに、好きなセックス・ピストルズのボーカルのジョニー・ロットンと合わせて、ヘドロットンに落ちついた。

 その素顔は、4人の子どもと愛妻の真弓さんをほったらかしにして、趣味や飲み会、コンパや女性との逢瀬を優先するクズ芸人。相方・川谷修士の妻で、構成作家の野々村友紀子から説教されることでお馴染みだ。

 17年には、妻以外の女性が12人いたことをカミングアウト。19年には、他事務所の後輩・東京ホテイソンのたけるのマンションを時間借りして、女性を連れ込んだこともある。

「小堀と彼女がマンションを訪れると、たけるは気を利かせてネットカフェに避難するそうです。時間を潰して帰宅すると、室内に3000円が置かれていた。セコすぎる所業にFUJIWARAの藤本敏史は、電話で『カッコ悪いことするな。情けない。セコい。安く済ませようとせずホテルに行け!』とブチギレたといいます」(週刊誌記者)

 そもそも小堀は、複雑な家庭環境で育った。祖父は議員で名家だったが、父が一代で財産を食いつぶして、2度も自己破産。母も1度破産している。両親は、それぞれが不貞を働いている。父はひとり息子の小堀の友だちの母、母はその不貞を教えてくれた男と深いカンケイになった。

 離婚後、息子は母に引き取られて「種村」の姓になったが、小堀姓の跡継ぎがいなくなることを危惧して、父が息子を40万円で“買い戻し”た。しかし、不貞から始まった3人生活はうまくいかず、息子は再び母の元へ。のちに、父が不貞相手と別れて、母と再婚したが、再び離婚。息子は奔放すぎる両親に人生を翻弄された。

「昨年7月に小堀は、クズ男と呼ばれていた父が死に、通夜に見ず知らずの愛人が訪れるという内容の演劇『忍びよる偲びの夜』の脚本・演出を手掛けました。まるで未来の自分を描いたよう。主役は、元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子さん。初主演・初舞台の大抜てきでした」(前出・週刊誌記者)

 破天荒な両親と、パッとしないひとり息子の芸人人生。今は、相方の恐妻からボロクソ言われているが、いつか過去も家族も愛人もすべてを芸に昇華させられるか。

(北村ともこ)

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