金曜日のレギュラーを務める河北麻友子(29)の“卒業”が発表された3月12日の「ヒルナンデス」(日本テレビ系)。久本雅美(62)、SHELLY(36)の2人とともに三姉妹のように息の合った掛け合いで番組を盛り上げてきただけに、ネット上では《主婦業にシフトか…寂しいけど仕方ない》《第1回放送から10年近く出てた初期メンバーがいなくなるのは寂しい》などなど、ねぎらいのコメントがあふれたが、一部からは《手抜きの陣内は残るんだな》といった辛辣な意見も見られた。
「この日の放送では、冒頭で南原清隆さん(56)が河北麻友子さんの卒業を発表しました。その後、スタジオで極上のチキンステーキをめぐってクイズバトルが行われたのですが、出題したのはSHELLYさん。かつて番組内にあった陣内さんのコーナー『ジンナンデス』が終わった理由について『陣内さん、〇〇じゃないですか?』と指摘。この空白部分を陣内さん本人が答えるという、一風変わったクイズが出題されたんです」(テレビ誌ライター)
回答の制限時間は30秒。回答はいくつ出してもOKというルールから、陣内は自分のイヤなところを列挙しまくることになった。「南原さんがビビッて必死に(コーナー)を止めたんじゃないですか?」「陣内さん嫌われてるんじゃないですか?」「視聴率が取れないんじゃないですか?」と“自己否定”のオンパレードに、司会の南原も「どんなクイズだよ」とツッコまずにはいられなかったようだ。
そして気になる正解だが、SHELLYが発表したのは「陣内さん、リモート(ロケ)手を抜いたじゃないですか?」というものだった。続けて画面に映し出されたのは、2020年7月10日に放送されたという「ジンナンデス」のリモートロケ映像。コロナ禍で県をまたぐロケを自粛していたせいか、それぞれ別撮りしたロケ地の映像とタレントのリアクションを合成して、なんとかロケの体裁をつくろっていたのだが、いったいどこが問題だというのか…。
「当時は珍しくなかった“合成ロケ”に出演していたのは陣内さんとお笑いコンビ・アインシュタインの2人。計3人で“おらが村”をPRするという内容だったのですが、アインシュタインの2人は動く背景に合わせて手足を動かし、本当に村の中を歩いているような臨場感をかもし出しています。一方の陣内さんといえば、突っ立ったままシャツの裾をモゾモゾとイジっているだけ。リモートロケにかける熱量の差は歴然です。SHELLYさんの指摘どおり、陣内さんだけがリモートで手を抜いていたのは明らかで、かなりシュールな合成ロケ映像に仕上がっていましたね」(前出・テレビ誌ライター)
クイズの賞品だった極上ステーキはSHELLYら女性陣に食べられ、さらに過去の“手抜きロケ”をバラされるという大惨事に、陣内は「踏んだり蹴ったりやないか」と苦笑するしかなかったようだ。SHELLYの鋭い指摘もあって、今後、陣内が似たような状況のリモートロケに出演する際は、軍隊さながらに手足を上下させる姿が拝めるかもしれない。
(石川ともこ)