青天の霹靂とはまさにこのこと!? 本来ならばテレビやラジオに出ずっぱりで「デビュー40周年」を印象づける“強化週間”だったにもかかわらず、所属事務所は無期限の芸能活動自粛を発表。出演予定だったテレビやラジオが対応に追われるなか、雑誌媒体だけはどうにも止められなかったようで…。
「今週発売の雑誌を見渡せば、11月16日発売の『AERA』、翌17日発売の『サンデー毎日』、そして『週刊朝日』と、近藤さんを表紙に起用した週刊誌が目につきます。いずれもデビュー40周年と12月11日から2日間にわたって行われる記念コンサートの告知を兼ねたもの。『サンデー毎日』のインタビューでは、コンサートについて《節目のイベントは、僕にとってすごく大事なもの》《今はとにかく、ファンの目の前で歌いたい》と語っていましたが、そのイベントも今回の自粛宣言を受けて中止となってしまいました。近藤さんが表紙を飾る雑誌が、書店の棚で売れ残っているのを見ると、なんとも虚しい気持ちにさせられます」(スポーツ紙記者)
女性スキャンダルで最悪の「40周年」となったマッチ。11月12日発売の「週刊文春」が25歳年下の女性経営者(本田翼似)との5年にわたる不貞愛をスッパ抜いたのがそもそもの発端だが、それから5日後の「処分発表」までには紆余曲折があったようで…。
「ジャニーズ内の序列でいえば“トップ”の扱いを受けていたと言われていただけに、業界に波紋が広がっています。11月17日付の『日刊スポーツ』は、近藤さんを実の息子のように溺愛していた事務所の名誉会長が『マッチらしく責任をとりなさい』と諭したことで、みずから処分を申し出たそうですが、やはり事務所が公表した『ご報告』の文書にあるように、本人が女性との不適切な交際が事実であることを認めたのが大きい。処分は時間の問題だったと言えるでしょう」(芸能関係者)
そんなマッチはラジオ番組「COME ON! ROCKIN’ROAD」(FM COCOLO)で、マンスリーゲストの俳優・高橋克典(55)と対談している。残念ながら11月22日放送の同番組は“お蔵入り”となってしまったが、11月8日にオンエアされた回では、事務所内の意外な“序列”についてこう語っていた。
「ジャニーズ事務所のビルがあって何フロアかに分かれていて、いちばん頭脳を発揮しなきゃいけないフロアは女子ばっかです」
これには男臭い事務所に在籍する高橋克典も「ホントですか?」と興味シンシン。
マッチは続けて、「マネジメントだとかスケジュールだとか、いろんなものの管理の部屋が、やっぱり女性が多くて…。現場に行かなきゃいけないっていうのは下の階の男が多い」としたうえで、こうした“女性上位”の序列について「何十年も前から変わってない」「上の頭脳(ブレーン)がほぼほぼ女性なんですよ」「それがいいバランスなんです」と語って高橋克典を感心させていたのだが…。
「マッチさんの言う通り、事務所内の序列が“女性上位”だとしたら、名誉会長が“引導”を渡すまでもなく、今回の『無期限活動休止』は当然の措置かもしれません。女性目線で考えたら、いくら事務所の礎を築いた功労者とはいえ、やはり不貞疑惑はバツが悪い。女性問題を起こした他のタレントと同様にペナルティをくだすべき…との意見が多数を占めるのは自然な流れかもしれません」(前出・芸能関係者)
とにもかくにも男としての「ケジメ」をつけたマッチ。多くのファンがステージに復帰する日をグっと待ち望んでいる。
(あまねかずこ)