アウディ“無神経な画像”で公式謝罪!「バナナ少女」で問われる倫理観

 独自動車メーカーの「アウディ」は8月3日、自動車にもたれかかりながらバナナを食べる少女が掲載された「RS4」の広告に対して《性的だ!》などの批判が殺到したことにより謝罪した。これに日本のネットからは《想像力が豊か過ぎる》と驚きの声があがっている。

「広告にはサングラスを掛けた5才児くらいの女の子が、赤いRS4のフロントグリルにもたれかかりながらバナナを食べている姿の写真が使用されており、現地SNSでは《幼い子どもが“男性自身”の象徴であるバナナを持っているなんて…》《この広告はとても性的でハレンチで見ていられない》《赤は興奮を示す色、スポーツカーは男性の欲望、ミニの少女は性的魅力、バナナは男性のモノの象徴をあらわしている。制作者の意図は明らかだ》など批判が殺到したのです」(ネットライター)

 多くの批判を受けてアウディはツイッターで“RS4は家族向けの車のためキャンペーンのために様々な家族の一員を登場させた”と広告を制作した意図を説明したが、続けて「このような無神経な画像を使用したことを心からおわびし、今後は使用されないよう徹底する」と謝罪した。

 これに日本のネットでは、《まったく性的に見えないんだが、想像力が豊か過ぎるだろ》《少女がバナナ食べてるだけで性的なことを連想するヤツの方が頭おかしい》《謝るアウディもアウディ》などの意見が寄せられている。

 お国柄で性的に見える対象もずいぶんと違うものである。

(小林洋三)

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