「掘り下げなくていい」ダルビッシュ有の“渡部擁護論”が大失笑を買ったワケ

 本業がそれどころじゃないのに、よっぽど俗物なのね。そんなあきれ声が浴びせられたのが、メジャーリーグのダルビッシュ有選手。

 アメリカ在住のご意見番といっていいほど、日本のほとんどのゴシップに言及するダルビッシュ。6月13日、ツイッターを更新すると複数女性との不貞で干されてしまった渡部建の騒動に言及。ネット上では「やっぱり食いついた」「暇だなぁ」「アメリカのことを話せばいいのに」とあきれ声が充満。しかも内容が、渡部を批判する人たちへの苦言だったから余計に始末が悪いという声も出ていた。

「ダルビッシュは『興味があるのはわかるけど、他人の浮気とか掘り下げなくていいと思うんですよね。別にあなたが浮気されたわけじゃないんだし』と、正論中の正論を海の向こうからわざわざ発信。続けて『人の浮気とか関係ないのに叩きまくってる人やめましょう』『浮気して全てバレた後に自分に起こることを想像してみてください。そしてそれが現実だと信じてみてください。その現実が絶対嫌だと思うなら今の行動は決まるかと。自分、人の失敗から学べることはたくさんあります』と、まるで倫理の先生のようなコメントを連発しました。もちろん『ダルビッシュさんの言うとおりです』『誹謗中傷で人が死ぬんですよ』と賛同する人も少なからずいました。でも、大半は『そんなことわざわざアメリカから言うほどのこと?』『今、アメリカのほうが大変ですよ』というダルビッシュがたしなめるような話じゃないという声や、『好感度で売ってる芸能人が金を渡して公衆トイレで破廉恥行為は叩かれて当然』『渡部の失敗はゲスすぎて何も学べないと思う』『渡部を擁護する人は自分も遊んでる男性のみですよね』『木下優樹菜のときといい、こういうネタが一番好きなのはアンタだろ!』と、ダルビッシュの発言に真っ向から反対する意見や失笑する声が多数。以前のような神通力はなくなっているかもしれません」(週刊誌ライター)

 メジャーリーグは選手会とMLB側が年俸問題で決裂して開幕も再び暗礁に乗り上げたと報じられたばかり。ファンの「渡部のことに首突っ込んでる場合?」というコメントがいちばん正論。

 でも、ダルビッシュがコメントすれば確実にネットニュースになって事が大きくなるのはいつものこと。興味を持つなと一般人に言うなら、本人もグッと我慢して何も発信しないという選択肢はないの?

(飯野さつき)

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