お笑いタレントのたむらけんじが4月19日、自身のツイッターアカウントを更新し、ダウンタウンの松本人志が主催した“写真で一言“に参戦している。
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛ムードが漂う中、松本は4月15日にツイッター上で“写真で一言“を開催。これは松本がチェアマンを務める「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)でもよく出題される大喜利のお題だが……。
第一弾はゴリラが右手に持ったスマートフォンを耳に当てている画像がアップされ、これにたむけんは「昨日食べた生牡蠣あたったんかな?左腕がずっと真っ直ぐなんやけど。」と回答したが、松本のジャッジは「0本!」と無得点に終わり、一般ユーザーからも「おもんな」との酷評が届く結果に。
続いて、松本は19日にも第二弾として恐竜のおもちゃに左手の指を噛まれる少年の画像を掲載し、“写真で一言“を募ると、またもやたむけんが参戦し、「ママー!舌でレロレロしてくるー!」と少年の叫びを表現。すると、一般ユーザーからまたしても「おもんな」とのリプライが届き、たむけんはこれに「もっと違うセンスある言葉で言ってくれないと。松本さんはさすがですよ。言われても腹が立たない。貴方はただの悪口」と怒りを滲ませながら返信した。
素人からの“野次ツイート“にたむけん本人がわざわざ反応を見せてしまったことから、別のユーザーからも「ほんまにおもんな。センスある返信で素人に面白くしてもらおうとしてるのが一番ダサい」「自分はセンスないボケ言ってるくせに他人にセンス求めるのか」などと矢継ぎ早に批判が寄せられ、たむけんは「違う違う、まあ、それもわからんのなら大丈夫」とご機嫌斜めな対応を見せている。
「松本からすれば、自由に外出もできず、お笑いのバラエティ番組が次々に収録中止となっている中、なんとか自身の影響力を生かして細やかな笑いを届けようという想いで“写真で一言“を企画したのでしょうが、これが原因でタレントが素人と喧嘩してしまっては本末転倒です。これまでもたむけんはSNSで寄せられるヤジに対する耐性が低いことで知られており、今回も一般ユーザーからの『おもんな』に対して、松本のイジりの上手さを引き合いに出しながら『貴方のは悪口』と怒るのはあまりに大人気ない対応だったと言えます。たむけんには60万人近いフォロワーがいる訳ですから、いちいちこうしたヤジに反応していてはキリがないですし、善意でスタートした松本の“写真で一言“企画のタイムラインに幼稚な喧嘩のやり取りを残してしまうのは他の芸人にとっても見るに耐えない光景でしょうね」(テレビ誌ライター)
最終的に閉店へと追い込まれた大阪のラーメン店アカウントとの“ガチ喧嘩“も記憶に新しいたむけんだが、そろそろヤジを受け流す大人な対応力を身につけてほしいところだ。
(木村慎吾)