石原さとみ、新ドラマで1桁なら「ホリプロ三姉妹」から“除籍”処分!?

 新型コロナウイルスの猛威は、石原さとみ主演の医療ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)にも黒い影を落としていた。

「ロケ地で使用を予定していた病院に断られ、別の場所を探すため、クランクインが3日も遅れました。当初は4月9日の初回放送に間に合うか不安視されましたが、その後の撮影は順調に進み、座長の石原さんも手洗いを気にかけながら、現場の盛り上げ役に徹しています」(ドラマ関係者)

 どんな危機に見舞われようとも、石原にとって今回の主演作は、絶対に惨敗できない裏事情があった。

「直近2作の『高嶺の花』(18年/日本テレビ系)と『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(19年/TBS系)では、いずれも全話平均で1桁台と不振続き。『数字が取れない女優』のレッテルに石原自身も焦りがあるのか、女性ファッション誌に積極的に登場して知名度を高め、若い女性視聴者を獲得しようとしています」(芸能プロ関係者)

 石原がうかうかしてはいられない理由に、ホリプロの後輩・高畑充希の強烈な突き上げもあると言われている。

 高畑は19年に主演を飾ったドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)をはじめ、出演作で2桁台を連発。今やドラマや映画に引っ張りだこの人気ぶりなのだ。

「カメレオン女優として奇抜な役でも何でも自分のものにしてしまう。それでいて仕事に貪欲で、5月から帝国劇場で上演する舞台『ミス・サイゴン』は、みずからオーディションを受けて役を勝ち取りました」(前出・芸能プロ関係者)

 高畑の台頭で事務所の「序列」にも変化が生じているという。

「これまで綾瀬はるか、深田恭子、石原のトップ3人を『ホリプロ三姉妹』として売り出してきました。しかし、高畑が売れっ子になり、末娘に昇格するのは時間の問題ともっぱらです」(芸能記者)

 トップ3から陥落のピンチ! 石原の心境が気になるところだが‥‥。

「基本的にライバル心を見せず、眼中になしのスタンスです。むしろ、コロナの影響でジムに行けないことを気にかけていましたね」(前出・芸能記者)

 春ドラマでは薬剤師を演じる石原だが、復調には「数字」が一番の特効薬かもしれない。

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