選んだ事務所を間違えたか——。今頃、そんな思いを抱いてそうなのは、19年3月にTBSを退社し、現在、フリーアナとして活動している宇垣美里である。
「宇垣が籍を置くのは、現在、事務所の大黒柱だった米倉涼子の退社で揺れに揺れる、オスカープロモーション。他にも、忽那汐里、草刈民代、岡田結実と人材の流出が続いており、今後も藤田ニコルや河北麻友子の退社も噂され、弱体化が一気に進みそうですからね」(芸能記者)
宇垣は、TBS時代の人気とフリー転身直後の注目度の高さから、早々に地上波テレビのレギュラーが決まると思われていたが、退社から1年以上が経つ春からの番組表にも、その名前はない。
「宇垣が入った1年前には、すでに古賀誠一社長の娘婿が事務所の役員となって現場に介入するようになっており、優秀な社員とともにタレントが次々に退社。弱体化が顕著になっていました。1年経ってもレギュラーの一本もとれないのは、事務所の営業力に何らかの問題がある可能性もあります。そんな事務所に入ってしまった宇垣のリサーチ不足といえばそれまでですが」(芸能プロ幹部)
アイドル顔負けの笑顔と、そのキュートさに似合わぬ強烈な毒を持つ宇垣の魅力と才能が生かされる道は、いくらでもありそう。宇垣も退社を考えるなら早い方がいいような気もする。
(露口正義)