鈴木杏樹、ラジオ番組復帰で不貞騒動を謝罪も“収束”には程遠い?

 俳優・喜多村緑郎との不貞騒動に揺れる女優・鈴木杏樹が3月4日、水曜パーソナリティを務めている「オールナイトニッポン MUSIC10」(ニッポン放送)に出演し、騒動を謝罪した。

 番組冒頭、鈴木は「この度はお騒がせしまして本当に本当に、本当に申し訳ございませんでした」と震える声で騒動を謝罪。「嫌な思いとか、不愉快な思いとか、残念な思いとか。傷つけてしまったりとか、裏切られたような思いをさせてしまった方々に、心の底からお詫び致します。本当に申し訳ございませんでした、ごめんなさい」と涙声で続けた。

 鈴木はその後も涙を必死に堪えるような様子で、関係者に掛けた多大な迷惑を省みて、「ご迷惑をおかけすることが二度とないように、これからの人生、心して歩んで参りたいと思っております」と決意を述べ、先日の舞台公演では心のこもった電報や花、メッセージを贈られ「生きていく自信を失ってたので、本当にありがたくてありがたくて」と心からの感謝を示した。

「鈴木さんはほぼ涙声で、何度も何度も謝罪の言葉を口にしていたのが印象的でした。タイトルコールの後、鈴木さんがお休みしていた期間に代役を務めていた月曜パーソナリティの森山良子さんが『空席守り山良子です』とダジャレ混じりで登場すると、鈴木さんにもようやく明るい声が戻りましたね」(芸能ライター)

 そして、復帰1曲目としてかけたのは、鈴木の舞台を観劇したというファンからのリクエスト曲であるKinKi Kidsの『全部だきしめて』。ニッポン放送によれば、番組は4月以降も継続されるという。

 放送翌日、5日の「バイキング」(フジテレビ系)は、鈴木の復帰を取り上げ、番組MCの坂上忍は「これは絶対、男が責任を取らなきゃダメ」と、喜多村がきちんと謝罪、説明すべきとの見解を示し、また、同番組に出演した薬丸裕英は、鈴木が「生きていく自信を失っていたので」と語ったことについて「これを言っちゃ行けないと思うんですよ。失っていたのは奥様じゃないですか。奥様の方が絶対辛いと思いますよ」とコメント。芸能リポーターのあべかすみは、騒動後は食事も喉を通らなかったという喜多村の妻・貴城けいについて「今はすでに退院されたような情報もきてるんですけれど、まだお仕事に復帰できる様な状況にはない」「法的な場みたいなところで、杏樹さんに対しての損害賠償など動いている一部報道がありますけど。とにかく憔悴しきって大変だった」などと明かしている。

 鈴木のラジオ番組復帰、謝罪はあったものの、騒動はまだ終結とはいかなそうだ。

(石見剣)

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