西武鉄道が、埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」に100億円を投じて2021年までにリニューアルオープンさせると発表した。1960年代の日本の町並みを再現した昭和レトロな遊園地になるというが、ネット上では厳しい意見が相次いでいる。
「同遊園地は1950年にオープンし、88年度には年間入場者数194万人を突破しましたが、その後は徐々に減少を続け、一昨年にはピーク時の7割減となる49万人まで落ち込んでしまいました。そこで、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』をV字回復させたことで知られる森岡毅氏率いるマーケティング会社『刀』の協力を得てリニューアルすることを決めたといいます」(タウン誌記者)
しかし、これにネット上では、《あの西武園ゆうえんちを立て直すのは奇跡に近い》《昭和レトロな遊園地を目指すって、すでにかなりレトロな感じなんだが》《若者は昭和レトロなんてそんなに興味ないって》など厳しい意見が相次いでいるのだ。
「昭和レトロ系のテーマパークといえば、デックス東京ビーチの『台場一丁目商店街』や青梅にある『昭和レトロ商品博物館』などが有名ですが、100億円規模というのは初めての試みではないでしょうか。既存の古くなったアトラクションも活かすとされることからネットでは《中途半端になりそう》と厳しい意見が多いようですが、個人的にはどんな遊園地になるのか、楽しみでもあります」(経済ジャーナリスト)
果たして、USJのようにうまくいくのか。
(小林洋三)