すかいらーく「24時間営業全店廃止」に期待される”意外な効果”

 ファミリーレストラン「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などを運営する外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)が、グループ全店で24時間営業を廃止すると発表した。
 
 これにネット上では、《深夜は客が少ないだけでなく、始発までの時間潰しとか売上も上がらないから辞めていい》《最近は深夜のファミレスなんてガラガラだし、ボランディアじゃないんだから仕方ない》《ファミレスでバイトしてたけど、深夜働く社員さんの消耗っぷりがスゴかった。健康に配慮した職場作りは大賛成》など賛同する声が多く上がっている。
 
「同グループは全国に約3200の店舗を持っていますが、このうちガストやジョナサンなど約150店舗が現在も24時間営業をおこなっており、1月から24時間営業の店舗を減らし、4月までにすべての店舗で完全廃止するといいます」(飲食業界専門誌記者)

 すかいらーくHDは、1972年から24時間営業をスタートさせ、かつては深夜帯の売上が1割を超えることもあったが、深夜の売上が大幅に減少したことから「従業員の健康に配慮した職場作り」を進めるとして48年ぶりの廃止を決定した。また、24時間営業をしている約150店を含む560店舗の夜間の営業時間も短縮するという。
 
「時代の流れと言えばそれまでですが、そこにしっかりと対応する姿勢は評価できると思います。すでに17年にはファミリーレストラン『ロイヤルホスト』を運営するロイヤルホールディングスが24時間営業を全廃しており、売上高はむしろ上がっていますから、今後も24時間営業廃止に追随するファミレスチェーンも増えるのではないでしょうか」(経済ジャーナリスト)

 世間の感覚も、飲食店に対する感覚が普通に戻りつつあるということか。

(小林洋三)

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