外食チェーンの「無料サービス」をとことん使い倒す方法

 無料で倍増。知らなければ、損をするサービスがファストフードや外食チェーンに山ほどあった。

 ファストフードチェーンのマクドナルドでは、ハンバーガーのピクルス、オニオンなどのトッピングが無料で増量できる。ソースやケチャップ、マスタードも増量可能だという。

「増量すると、基本的に〝2倍〟になります。ビッグマックのピクルスは通常2枚ですが、多めでお願いすると4枚になります。ただ、レタスやチーズなどは増量できません。また、チキンナゲットのソースは通常1つですが、2つまでは無料でもらえます」(フードライター)

 ケンタッキーフライドチキンは、チキンフィレサンドなどサンドメニューに使われるレタス、マヨネーズ、ソースが無料で増量できる。
 
「レタスが増量できるのはうれしいですね。ただ、2倍というのは難しく、1.5倍程度です。逆に苦手なものは減らすことができます」(前出・フードライター)

 カレー専門店チェーン大手のCoCo壱番屋では、追加のルーが無料だ。ただし、条件がある。

「カレーを注文し、ライスが残った場合のみ、ソース(ルー)のおかわりサービスが受けられます。量は、お玉一杯弱です。これとは別に同店では、有料の追加ソース(税込み103円)がありますが、こちらはお玉一杯分の量があります。いずれも肉や具材は入っておらず、注文時と同じ辛さで提供されます。最初からソース多めで頼んでも103円増しになるので、最後にライスが残った状態でおかわりをお願いしたほうが賢いですね」(前出・フードライター)

 寿司チェーンのはま寿司では、あおさみそ汁(税別100円)が無料になる。

「はま寿司のWEB予約サイトの『はまナビ』に登録すると、割引クーポンがもらえます。毎週更新されますが、ほとんどの時期で、あおさみそ汁の無料クーポンがつきます。人数分適用されるのも大きいですね」(前出・フードライター)

 無料サービスを使うということは、常連であることの証。店側も“ツウ”と思ってくれるので、胸を張って利用したい。

(石田英明)

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