クロちゃんが20歳のアイドル候補をハグしたシーンに、日本全国で悲鳴が沸き起こったに違いない。12月18日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にて、アイドルグループのプロデュースを任されたお笑い芸人のクロちゃんが、自分をフった美少女を抱きしめたシーンが物議を醸している。
水ダウのアイドルオーディション企画「MONSTER IDOL」ではこの日、沖縄合宿最終日の模様を放送。5人まで絞り込まれた候補者のなかから最後の脱落者が出るという運命の日に、クロちゃんは自分の部屋に一人ずつ呼び込んでの個人面談に及んだ。
「本企画の開始当初からクロちゃんは『彼女を作る』と公言しており、最大のオキニがクールビューティーのナオでした。そのナオは全権プロデューサーに取り入ろうと当初は『好きです』とウソをついていたものの、クロちゃんの送り込んだスパイによってウソが暴かれることに。この個人面談では『男としてだったらどう思ってる?』と問われると、『恋愛対象としては私は見てないなって思います』と正直に答えていました。その回答で吹っ切れたクロちゃんは『もう恋愛感情はなくしたからさ。最後にハグだけしてもいい?』と確認し、ナオのことを抱きしめたのです」(テレビ誌ライター)
クロちゃんからハグされたナオは、一応は自分の腕をクロちゃんの体に添えたものの、遠くを見る視線からは心を無にしている様子が伝わってきた。この場面にはスタジオの観客席から悲鳴があがっていたが、一部の男子からはこんな声も漏れている。
「勇気を振り絞って告白し、断られた経験を持つ人の中には『最後に1回だけ抱きしめたい』と夢を描いた人も多いはず。そうした自らの切ない思い出と重ね合わせてか、クロちゃんの行為自体は肯定できないものの『気持ちはわかる』という心のつぶやきが上がっているのです」(ネットライター)
ただし、現在43歳のクロちゃんは23歳も年下のナオにハグを求めたのが、一般の男子とは大きく異なっているところ。娘ほどに年の離れたアイドル候補生をハグすることには、やはり批判の声が続出するのも当然だったといえるだろう。
(北野大知)