12月8日放送の「THE MANZAI 2019」(フジテレビ系)にて、漫才師コンビのナイツが繰り出したネタに賞賛の声が集まっているという。ナイツは徳井義実の所得隠しや桜を見る会など、時事問題を巧みに織り交ぜたネタを披露。その後半で薬物事件がらみのネタを次々と畳みかけた様が圧巻だったというのである。
「ナイツは『ショックだったのはあの人の逮捕かな。ピー入れますけどね。“ピー”エール瀧さん』と、ほとんど実名を挙げるという挑戦的なネタを展開。さらに『シラフ(オラフ)の声やってた』『粉と紙の常用(アナと雪の女王)』など、声優を務めていた映画のタイトルにかぶせて瀧をイジリまくっていました。そして極めつけは目を見開いて『少しも眠くないわ』と薬物使用を揶揄。面白くも際どすぎて、ディズニーからクレームがつくのではとハラハラするほどでしたね」(テレビ誌ライター)
勢いづくナイツはさらにもう一人、薬物事件で話題になった女性タレントに話を持っていく。
「アナ雪に絡めてナイツは『そのアナのお姉さんがエリカ様(エルサ)』と沢尻エリカに急ハンドル。『NHKのたいまドラマ(大河ドラマ)』『麻取がくる(麒麟がくる)』とやりたい放題です。さらに『1グラムの何か(1リットルの涙)』『主題歌が「粉粉」(粉雪)』とネタを被せ続け、最後は『その人だけ多くない!?』という土屋伸之のツッコミに塙宣之が『いや、別に』と返し、見事に締めくくっていました」(前出・テレビ誌ライター)
この日の「THE MANZAI 2019」では10年ぶりに新ネタを披露したアンタッチャブルが話題をさらったが、ネタの完成度と天才的センスでナイツも劣らぬインパクトを見せていた。
(北野大知)