あの漫才協会副会長も大絶賛だ。
お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が11月29日放送のバラエティー番組「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)に出演。約10年ぶりに漫才を披露して大反響を呼んでいる。
同コンビは04年にお笑いコンテスト「M-1グランプリ」で優勝を果たすも、ツッコミ担当の柴田が10年に約1年にわたって活動を休止したことをきっかけに、以降は互いにピンでの活動が続いていた。
そんな中、山崎がサプライズで番組に登場したことでコンビ復活が実現。山崎の登場は柴田も知らされていなかったようで、山崎の姿を見ると思わず「うわぁ〜バカ! ダメだって!!」と絶叫して仰向けになるも、漫才をやると覚悟を決めると「よっしゃ~」と意気込み、ジャケットを脱いで本気の漫才を披露した。
実力派コンビの電撃復活にお笑いファンからは歓喜の声が上がっているが、同時にアンタッチャブルの復活を全く告知せずに復活劇を放送した同番組を称賛する声も多い。
「事前の番宣はもちろん、番組放送中も山崎が登場することを匂わせる告知は一切なかったため、衝撃度はより大きなものになりました。お笑いコンビ『ナイツ』の塙宣之も、30日放送の『ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)にて、『事前に告知しなかったのがよかった。あれがあの番組のいいところ』と絶賛。続けて、『日本テレビだったら、1週間前ぐらい前から番宣でやるでしょう。緊急生放送にして、モザイク流してCMで何回も流してやるでしょうね』と、だいぶ大袈裟に話してはいたが、他局であれば違うやり方を取っていた可能性も十分に考えられ、それだけ異例の出来事と言えるでしょう」(エンタメ誌ライター)
ちなみに山崎が登場したことについては、番組アシスタントの小澤陽子アナも「えぇ〜聞いてました?」と驚いた表情でゲストの新木優子に訊ねており、新木も『今、知りました!』と、2人とも寝耳に水の様子。
身内まで欺くとはあっぱれとしか言いようがない。
(田中康)