9月24日に全国発売された「ハロウィンジャンボ宝くじ」。1等賞金は前後賞合わせて5億円、10万円以上の当せん本数は「ハロウィンジャンボミニ」と合わせて3万4480本の大盤振る舞いだ。総額7億円をゲットした宝くじ長者と「的中王」の称号を持つ占い師に黄金法則をこっそり伝授してもらった。
まずは、岐阜県にある上坂元祐氏の自宅を訪ねた。門扉を開くと、玄関までのアプローチに描かれた弓道の的のようなマークに目が行く。
「これは私の考えた『開運シンボル』。実はこのマークをあしらったシールも作っていて、くじを入れた封筒に封をするのに使っています。ちなみにちゃんと商標登録も済ませています」
柔和な笑顔で答えてくれた上坂氏こそ、これまで100万円以上の当せん回数40回以上を誇る宝くじ長者だ。ジャンボくじの戦績にいたっては、94年のサマージャンボで1等6000万円、03年のドリームジャンボで2等1億円。そして本人いわく、年末ジャンボでも1等2億円と、3大ジャンボで高額賞金を手にしている。
玄関に入ると、巨大な木彫りのワシが鎮座していた。
「お金をワシづかみにするという願いを込めて置いています」(上坂氏)
ただのゲン担ぎではない。実際、上坂氏は高額当せんを重ねながら、みずからの運気を上げるために風水、統計学、方位学などを研究し、独自の当せんメソッドを構築してきた。
その当せん実績から、さぞや大金をつぎ込んできたかと思いきや、
「私が5大ジャンボを購入する際に実践しているのは、購入日を前期・中期・後期の3回に分けること。枚数が少ないと思うかもしれませんが、決まって連番1セットとバラ2セットの組み合わせで購入します。なので、計90枚2万7000円の投資になります。買うたびに売り場や窓口を変えるとなおよい結果が出る傾向にあります」(上坂氏)
少ない投資で高額賞金をモノにする。上坂氏が明かした「黄金法則」は意外にもシンプルな、日頃の心がけだった。
「毎朝、太陽に向かって2回お辞儀をするといいでしょう。太陽のパワーを全身に浴びるのです。犬の散歩をしながらだったり、ラジオ体操をしながらだったり、形式はさまざまでかまいません。加えて重要なのは、ご先祖様を敬うこと。最近は軽視される風潮がありますが、年に2回はきちんとお墓参りに行きます。これらの行いの積み重ねで、お金が自分を追いかけてくるようになるのです」(上坂氏)
これなら誰でも実践できそうだ。