民放テレビ局の4月改変で注目を浴びている2人がいる。フリーアナの青井実、テレビ東京の相内優香アナ両人で、2人は昨年5月に挙式を上げた夫婦である。
青井はNHKを2月に退局し、4月からフジテレビの夕方のニュース「Live News イット!」のメインキャスターを務める。一方の相内アナは同じく4月から、本人が熱望していた夜の経済ニュース番組「WBS（ワールドビジネスサテライト）」で月曜日から木曜日までのメインキャスターに抜擢された。ただ、テレ東京関係者はこう囁く。
「WBSはこれまでは知名度があった大江（麻理子）アナがキャスターを務め、根強いファンもいただけに驚きでした。相内アナはまさに抜擢人事なのですが、社内でも“寿退社”のウワサがありましたから、二度ビックリです」
相内アナは立教大学卒で、20年に早稲田大学大学院に社会人入学し、22年3月には経営管理学修士（MBA）を取得した才女。青井は百貨店・丸井の創業者の孫で、幼稚舎（小学校）から慶應で「嵐の櫻井翔は同級生で、2人の結婚式には2次会まで来ていたそうです」（テレビ東京関係者）という“華麗なる一族”だ。
しかし青井に関しては、ケチがついたのがNHK時代、親族企業から「役員報酬」を受けていたことが発覚したこと。
「主婦層の視聴者が多くクリーンさが求められる夕方のニュースを任せられただけに、フジ局内からはいまだ『何てことをしてくれたんだ』とのブーイングが聞こえてくる。一方、テレ東では相内アナの評判は良く、結婚後もそれは変わらない。周囲の扱いは明暗クッキリといったところです」（民放関係者）
夕方と夜で夫婦それぞれ別局でメインキャスターを務めることになるが、視聴率がどうなるのかも見ものだ。
（小田龍司）
