何があった!? L’Arc〜en〜Cielのリーダーが「ラルクのコピーバンド」を結成

 先月30日、都内のライブハウスで「Like〜an〜Angel」(ライクアンエンジェル)というバンドのライブが開催された。字の綴りや響きが「L’Arc〜en〜Ciel」(ラルクアンシエル)に似ているが、彼らはそのコピーバンド。

 この日、夕方からと夜からの2公演が行われたが、収容人数550人の会場は両回とも超満員。しかしながらコピーバンドがライブをするレベルの会場でもなければ、この客入りも異常だ。

 それもそのはずで、これは本家ラルクのリーダーを務めるベーシスト・tetsuyaが作ったバンド。自身もメンバーとして参加し、ライブステージに立っている。31日配信の「文春オンライン」のインタビュー記事には、ライブ当日まで伏せられていた“ライク”の外国人ボーカル・jekyll(ジキル)も同席して一緒に取材に応じている。

 それによるとtetsuyaは以前からコピーバンド構想を抱いていたが、ネックだったのがボーカル。そんな中、訪問先の海外でふと訪れたミュージックバーで歌っていた彼の歌声を聴き、ラルクのボーカルhydeとそっくりな声質に驚き、その場でスカウトしたという。

「すでにユーチューブでライブ映像が公開されていますが、確かに似ています。しかも、jekyllは真似たのではなく地声だそうで、中性的なルックスもまるでhydeの若い頃のようです」(音楽誌編集者)

 現在、ラルクはメンバー個々の活動が中心でライブは数年に一度のペース。コピーバンドの活動に支障はなく、周りのスタッフもノリノリだとか。tetsuyaは記事の中で「(ライクの活動は)ラルクにとってもプラスになるはず」と語っている。

「ラルクはメンバー同士の関係は悪くないですが、バンドとしての活動の考え方には温度差があると言われています。ただ、tetsuya自身は個人の活動よりラルクの活動を優先させたい考え。コピーバンドのライクはまさにその希望にかなう存在です。今後は地方でのライブや国内外のフェスへの参加などを明言しており、その本気度がうかがえます」(同)

 そもそも本人が参加した時点でコピーバンドとは言えない気もするが…。

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