「史上最年少」芦屋市長に「たいしたことない!」「めざまし8」コメンテーターの発言が波紋

 4月23日に投開票が行われた兵庫県芦屋市の市長選で、初当選を果たした無所属新人の高島崚輔氏。歴代最年少となる26歳の市長が誕生した。4月25日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)では、高島氏がリモート出演。コメンテーターのジャーナリスト・立岩陽一郎氏から驚きの発言が飛び出した。

 高島氏は灘中・灘高校を卒業し、東京大学を経て米ハーバード大学を卒業した超高学歴エリート。その高島氏に、立岩氏は「失礼な言い方だけど、ハーバードって、日本は妙に持ち上げるけど、たいしたことない。別に〝ワンオブ大学〟ですから。ハーバード卒は、あまり持ち上げる必要はない」と先制パンチ。続けて「ただ、アメリカを知っている。アメリカは地方自治の国ですよ。例えば、ボストン市長。これはね、本当に住民との対話を重視する。延々と住民と対話する。こんな市長はいないですよ、日本に。そういうことをやってほしい」と要望を語った。

 高島氏は顔色を変えることなく、「大学のゼミで、ボストン市長に教わっていました。まさにおっしゃる通りで」と立岩氏に同意。すると立岩氏は「すごいよ。この人、すごいよ!」と、打って変わって高島氏に賛辞を送ったのだった。

 ネット上では「えっ!ハーバード大学はたいしたことないって、言っていいの?」「ハーバード大学はたいしたことない?おっさん、言うねー」と疑問視する声のほか、「確かに日本人はハーバード大をありがたがる気持ちがある」と同意する意見もあった。

「ハーバード大学は数多くのノーベル賞受賞者を輩出するなど、世界でも有数の名門大学の1つ。米国はもちろん、世界中から優秀な学生が志願し、合格率5%前後の難関校でもあります。もちろん立岩氏はハーバード大学のレベルの高さを知っていますが、出身大学で持ち上げる必要はないと、客観的かつ冷静な目線で今後の高島氏の活動を見るべきだと言いたかったのでしょう」(週刊誌記者)

 実は、コメンテーターの中にもハーバード大卒がいた。

「裏番組『羽鳥慎一モーニングショー』の金曜コメンテーターでバイオリニストの廣津留すみれ氏です。廣津留氏はハーバード大を首席で卒業した才女。番組でも下手に出しゃばらず、的確なコメントで人気を博しています。また、コメンテーターとして活躍する、お笑い芸人の〝パックン〟こと、パトリック・ハーランもハーバード大卒。知性の高さを感じさせるコメントを連発しています」(テレビ誌ライター)

 やはり、ハーバード大卒はさすがであった。

(石田英明)

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