TBSの報道番組「news23」の公式TikTokが2月9日、更新。番組の新ポスター撮影の舞台裏を公開した。
動画では、メインキャスターを務めるフリーアナウンサーの小川彩佳、キャスターの同局・山本恵里伽アナ、フィールドキャスターの同局・喜入友浩アナらが和気あいあいと撮影に臨んでいる。完成したポスターは、3人のアナのセンターに位置する小川アナが白いペンでカメラのレンズに「明日へのきっかけ見つけよう」と書いたビジュアルに仕上がった。
「この時期に〝新ポスター〟を作成したということは、4月期の番組改編では出演メンバーに大きな変更はなく、現状の小川、山本、喜入体制で臨むということでしょう」(芸能記者)
「news23」の低視聴率は以前から危惧されており、これまでも番組自体の打ち切りや、小川アナの降板説は幾度となく報じられてきた。2022年10月にも「日刊ゲンダイDIGITAL」が、〝降板が確実視されていたが、首の皮一枚で少なくとも23年3月まで続投することが決まった〟と報じたばかりだ。好調な「Nスタ」でキャスターを担当するタレントのホラン千秋を「news23」に大抜擢する予定だったが、頓挫したのが小川アナ続投の要因になったと伝えていた。
〝少なくとも23年3月まで〟という見方だったが、新ポスターの撮影で小川アナが中心的存在だったことからも、4月以降もメインキャスターの座は安泰だろう。だとしても、視聴率が回復しなければ降板説が再燃するのも時間の問題だ。秘策はあるのか。
「小川アナは2月6日放送の『news23』で、岸田文雄首相が同性婚について〝社会が変わってしまう〟などと否定的な発言をしたことに苦言を呈しました。岸田首相は個性と多様性を尊重する社会を掲げており、本当にこうした社会を実現したいのであれば、『〝社会が変わってしまう〟という表現は出てきようがない』と語気を強めて非難。小川アナの発言はネットニュースでも取り上げられ、注目を集めました。今後も〝おかしいことをおかしい〟と自分の言葉で継続的に発信していけば、視聴率も徐々についてくるのでは」(前出・芸能記者)
小川アナには自身の〝明日へのきっかけ〟も見つけてほしい。
(石田英明)