プロ野球の22年度の最優秀新人賞にはセ、パともに抜群の安定感を誇る投手が選出された。いずれも中継ぎ、抑えとして火消し役を務めたが、女子アナ界ではU-25ルーキーが初々しいボディで男たちのハートを熱くたぎらせていた。
「テレビ朝日で女子アナ採用が1人というのは14年入社の山本雪乃アナ(31)以来、8年ぶり。それだけ局の期待は大きく、信頼されている証拠でしょう」
芸能評論家の織田祐二氏がプッシュするのは、鈴木新彩(さらさ)アナ(22)。入社1年目の10月から「ミュージックステーション」の7代目サブMCを務めている。就任前に番組公式YouTubeの企画で、鈴木アナは司会・タモリ(77)の楽屋を訪問し、
「どうやって緊張をほぐしていますか?」
と、直球質問をぶつけるも、
「緊張? 緊張をほぐす方法はないよ」
と、ツレなく返されたが‥‥。
「鈴木アナは大物司会者を前に尻込みすることなく、笑顔で対応。この動画は7万回以上再生される人気コンテンツとなり、『Mステ』の進行もそつなくこなしています。バラエティー志向が強いので、5代目サブMC・弘中綾香アナ(31)の後継者筆頭と言える存在です」(織田氏)
世代交代の波は、テレビ東京にも押し寄せていた。藤井由依アナ(22)には、早くも人気アナの登竜門「モヤモヤさまぁ〜ず2」への抜擢が囁かれている。
「今年7月、4代目アシスタントの田中瞳アナ(26)とトークイベントに出席した際、藤井アナが質問カードが入った箱を忘れて呆れられる一幕が。田中アナも藤井アナの名前を間違えたものの、アクシデントを2人で笑いに変えていました。『モヤさま』のアシスタントは3年周期で、そろそろ交代のタイミング。藤井アナなら安心して任せられるのでは」(織田氏)
かつて「女子アナ王国」と呼ばれたフジテレビからは2人の新人アナがデビューした。
「岸本理沙アナ(23)はアイドル顔負けのルックスで英語はペラペラ。しかし、いわゆる〝語学枠〟での採用では、松村未央アナ(36)や4月に退社したフリーの久慈暁子(28)のように、いまいち素材を生かしきれていません。先日、『フジアナ運動音痴女王決定戦』という企画でも、ブカブカのジャージでボディラインを完全にガードしていたのが印象的です」(織田氏)
女子アナ評論家の丸山大次郎氏は岸本アナの同期で「S─PARK」を担当する松﨑涼佳アナ(23)を推す。
「高校まで陸上部に所属し、大学では競走部のトレーナーを務めた異色の経歴。番組の公式YouTubeでは、200メートル走で同僚ADを相手に激走。二の腕をあらわに、短パンから健康的な太腿を覗かせていました。番組のロケでも走るシーンが見受けられるので、来年も大揺れに期待したいですね」
2年目もスタートダッシュを続けてほしい。