タレントの水沢アリーが5月10日、お昼のバラエティ番組「ポップUP!」(フジテレビ系)にVTR出演。そこで、自身がテレビから姿を消した理由について打ち明けると、視聴者から一斉に「それだけじゃないはず」のツッコミが…。
この日の特集テーマは「華麗なる転身を果たした元芸能人」。その1人として水沢も登場した。水沢といえば、ハーフっぽい見た目に加え、タレントのローラそっくりのしゃべり方を武器に、2013年には“第2のローラ”としてブレイク。しかし、いつの日かテレビ出演が激減。現在は芸能界から距離を置き、美容関係の広告を主に取り扱う制作会社の経営者、そしてクリエイティブディレクターとして活動しているという。そんな水沢が語ったテレビから姿を消した理由とは—。
「水沢さんによれば『もう、すごく悲しい言葉がいっぱい飛んできましたし、なんかもう笑えちゃうくらい。悲しいとか言っている量じゃないみたいなのがすごく届いたから』という説明でした。当時はローラに似せたキャラクターが反感を買い、誹謗中傷にさらされ、心に深いダメージを負ってテレビから離れたとのこと。その傷心を癒やすために留学したイギリスで、現在の仕事をするキッカケを掴んだのだそうです。『イギリスに行ったら、美の価値観が全然違うんですよ。人になんと言われても、自分が美しいと思うことに自信を持って、それを体現していたらその人らしいじゃないかと思って』とも語っていました。ところがこの映像に、かつての彼女を覚えている視聴者は違和感を覚えてしまったようです」(エンタメ誌ライター)
違和感の理由は、その声としゃべり口調。この日の水沢はいかにもキャリアウーマン然としたハキハキした話し方で、かつての“ローラっぽさ”は微塵も感じられなかった。これにはSNS上でも《結局ローラに寄せてたことがバレバレ》《違和感しかない》《ニセモノだったということ》などとツッコまれ、かつてのキャラは演じていたことが今回の出演で浮き彫りになったかたちだ。
「たしかに誹謗中傷はあったのでしょう。それを乗り越えて別の道で成功を収めたのですから尊敬に値します。ただ、仮に誹謗中傷がなかったとしても早晩、テレビからお呼びは掛からなくなっていたでしょうね。なにぶんにも“本家”ローラのメディア出演が激減しましたから。ローラの二番煎じキャラが長続きするはずもありません」(同)
とはいえ、現在の年収はタレント時代の10倍にものぼるという水沢。そんな勝ち組になったのなら、もうわざわざ誹謗中傷を浴びにテレビに出なくてもいいのでは?
(小机かをる)