出席を要請されていた18日の議会運営委員会を、またしても”体調不良”で欠席した木下富美子都議。しかも、メール1通とお手軽にすませたことで、議運委のメンバーは呆れ、都民の怒りは沸点に達している。
ワイドショーでもこぞってこの問題を取り上げていたが、とりわけ18日放送の情報ワイドショー「バイキングmore」(フジテレビ系)では、スタジオ内が紛糾する様相を呈した。
「9日に木下都議が3度目の出席要請にこたえる形で当選後初登庁したことは既報の通り。この日は午後1時から予定されていた木下都議が委員をつとめる水道局・下水道局を所管する公営企業委員会に出席するため待機していましたが、他の都議が反発したため開かれませんでした。この時、木下都議は約11時間も控室で待機していたとのこと。こうした経緯があるため、本人に出席の意思があったのに出席させなかったという話になり、木下都議有利にはたらくのでは?という観測もありました。つまり、”意地でも辞めない”木下都議の居座りが正当化されかねないというわけです。スタジオでは、本人に辞める意思がないなら除名しかないという強硬論も出ていましたが、これも今後の政治活動が断たれるため重すぎるという声や、議会のほかの業務を滞らせてまでやることかと疑問視する意見もあり、結局、議員として”十分生き残れる”という流れになっていました」(週刊誌ライター)
その間、MCの坂上忍は「除名が重すぎると言ってる場合じゃない」とぶ然とした表情。発端が木下都議の無免許運転での事故であり、その後のどの問題も木下都議の自業自得で擁護するポイントがまったくないと断罪したのだ。
「坂上さんは今回の問題は10−0で木下都議が悪いと断言。メディアが総攻撃する中で、ひょっとしたら少しは同情する気持ちが出てくるかもしれないとも思ったそうですが、この問題に限ってはそれが一切なかったとのこと。つまり、本人から辞める意思がないなら、何としても除名してほしいという考えのようでした」(前出・週刊誌ライター)
SNSでも「ほんと除名しかない」「他の番組だったけど地元に同情してる人が1人いてびっくりした」「坂上は苦手だけどこの問題には同意」という声が。そして「マジでこのまま居座りそうでウンザリする」など、木下都議の体調不良による再欠席にため息交じりの声がたくさん。話題の国会議員の文通費といい、政治家がオイシイ思いをする理不尽ルールの、なんと頑丈なことといったら…。
(飯野さつき)