「言うといてくれ!」 松本人志が方正に託した「笑ってはいけない」中止の事情

 日本テレビ系の大みそか恒例番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」シリーズの休止発表について、同シリーズにレギュラー出演している落語家でタレントの月亭方正(53)が言及した。

 10月2日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)に出演した月亭方正は、「笑ってはいけない」休止に関して、「松本さんから、言うといてくれって…」と松本人志から説明を託されたことを明かし、休止に至った経緯を説明した。

 同シリーズに関しては、8月にもBPO(放送倫理・番組向上機構)が「痛みを笑いの対象とするバラエティーを審議対象とする」と決定したことが波紋を呼んでいた。臀部を叩く演出は有名だが、これがBPOの審議対象になってしまうのではないかと、ファンがシリーズの存続を慮っていた矢先のシリーズ休止発表に、ネット上では憶測が憶測を呼んでいる状態だ。

 方正はこれに対し、「BPOの問題があったじゃないですか、それが関係あるようなことがバーっと回っている。松本さんから、これ言うといてくれって言われてるんですけど、『まずBPOは関係ない。関係しているのはコロナ』です!」と力強く代弁した。

 コロナ禍において、スタッフの人数制限や感染対策を実施した上での収録が難しかったこと、それらをした上で、制作側としては番組の出来に納得がいかなかったことから、コロナ禍の間は休止するという決定に至ったという。この決定は今年3・4月頃だったというが、主要キャストである方正がこの話を耳にしたのは「ぶっちゃけ最近」「全然知らなかった」と明かしスタジオを沸かせた。

 「笑ってはいけない」シリーズに“withコロナ”は難しかったようだ。今年の大みそかは、6時間生放送の新お笑い特番「絶対笑って年越したい!笑う大晦日(仮)」の放送が決まっている。

(浜野ふみ)

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