シリアルから“エビの尻尾”が出てきた!? ひとつのツイートをきっかけにシリアルに混入していたのはエビの尻尾だったか否か、ツイッター上で議論が巻き起こっている。
「3月23日、アメリカのテレビプロデューサーであるジェンセン・カープ氏が『なぜ私のシリアルにエビの尻尾が入ってるんだ?』と画像付きでツイートしました。すると、問題の商品であるシナモントーストクランチの公式ツイッターは謝罪した上で『詳しい情報を知りたいので、DMを送っていただけませんか?』と返信。DMで届いた画像を調査した結果、『これはシナモンシュガーの塊です。エビが混入している可能性はありません』と結論づけたのです」(ネットライター)
しかし、これに納得がいかないカープ氏は新たに鮮明な画像を公開し、「これはどう見てもシナモンシュガーがついたエビの尻尾だ」と反論。さらにシリアルの袋を調べるとエビの尻尾の他に「小さなヒモも入っていた」とし、妻が購入した同じ商品からは「デンタルフロスようなものが入っていた」と次々混入物が出てきたことを明らかにしたのだった。
これを受け、シナモントーストクランチはさらに「これは当社の工場で起きたものではないと断言します」と工場外で起きたイタズラの可能性を示唆し、「問題があった商品を詳しく調査するため、お客様が商品を送ってくださるのを待っています」と調査することを約束している。
「ただ、不信感を抱いていたカープ氏は独自にDNA検査を行うことを表明。24日には『NHMLA(ロサンゼルス自然史博物館)で働く甲殻類学者は顕微鏡を使用してエビを形態学的に特定した』と発表し、さらにDNA検査で『エビの種類まで特定します。これは事件です』とツイートしています。まだ現時点ではDNAの結果は出ていませんが、シリアルに混入していたのは、どうやらエビの尻尾で間違いがないとの見方が圧倒的。今後はどのタイミングでエビの尻尾が商品に混入したかを含め検証されることになると思いますが、事故にしろイタズラにしろ、気分の悪い騒動です」(前出・ネットライター)
デンタルフロスの問題にしても、かなりの不可解さである。
(小林洋三)
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