月曜から土曜までオンエアされているニッポン放送の深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の改編をめぐって驚きの声が殺到しているという。
金曜深夜1時から放送されているラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」と、金曜深夜3時から放送されているラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)の放送時間が入れ替わることが2月26日の深夜に両番組内でアナウンスされた。
「三四郎は、15年から19年に2部と呼ばれる深夜3時台でパーソナリティを担当した後、19年からは1部に昇格となりました。しかし今回、2部だった霜降り明星が1部に上がってくることが決まり、三四郎は再び2部に降格することに。これまで、アルコ&ピースも1部から2部に降格したことがありましたが、同じ曜日での入れ替わりは異例のため、『まさかこんなエグい編成を組んでくるとは!』などとラジオファンを驚かせています」(テレビ誌記者)
1部からの2部への降格はあまり前例がなく、1部のパーソナリティを大相撲の横綱に例えるなら、「降格=引退」というのが通例だったようだ。
過去、アルコ&ピースも2部から1部に昇格したものの、再び2部へと降格となったことを踏まえて、三四郎・小宮浩信は「あぶねー! 耐えた。ANNの歴史上、2回目ですよ。1回目はアルピー」と番組で語っている。
また、霜降り明星が1部へ下剋上を果たし、三四郎が2部降格となることで、ある屈辱を味わうことになるという。
「1部と入れ替わる霜降りの2人は、事務所こそ違うものの、芸歴や年齢は三四郎よりかなり下となります。また『オールナイトニッポン』といえば、2部のMCが冒頭で『◯◯さんお疲れ様でした』と1部のパーソナリティに声をかけることが慣例となっているため、一部ネットでは『三四郎としては屈辱だろうな』といった声も。しかしその一方で『普通の芸人なら断るだろうけど、あえて2部を受け入れた三四郎の覚悟は素晴らしいと思う』『今よりさらに人気になって、また1部に返り咲いてほしい』と応援する声も相次いでいます」(前出・テレビ誌記者)
そんな三四郎はこの春、18年からMCを務めるバラエティ番組「青春高校3年C組」(テレビ東京系)が終了となる。今年は彼らにとって正念場となりそうだ。