「この間『サンデージャポン』に上田呼んだの、アレがまた見事だったじゃん。もうさ、ここまでやるかっていうくらいやっただろ?完璧だっただろ」
1月26日深夜放送の「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で爆笑問題・太田光がこう言って絶賛したのはくりぃむしちゅー・上田晋也のMC力だ。
さかのぼること1月24日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に、脳梗塞などを発症した田中裕二のピンチヒッターでMCを務めたのが上田だった。
番組冒頭では、爆笑問題・太田光が「私がいちばん頼れる相手として上田くんにお願いしました」と紹介すると、上田は「数カ月前、田中さんがコロナにかかった時も、太田さんから『ちょっと来てくれないか』と。その時は(ほかの)スケジュールがあったんでごめんなさいした。今回、田中さんが倒れて『ちょっとサンジャポ来てくれないか』と」代打となったいきさつを説明。さらに太田に向かって「あなたもう30年以上芸能界いるんだから、そろそろ知り合い増やしてくれないかな?」とツッコミを入れ、スタジオ内の笑いを誘った。
「この日コメンテーターとして出演していた“上田好き”を公言しているフワちゃんは、代打MCが上田とわかった途端、ご機嫌な様子で席から立ち上がり上田の腕に自分の腕を絡めるほど大喜び。上田は独特の口調で的確に番組を仕切り、存在感で太田を圧倒。ネット上でも『サンジャポが上田カラーに染まった』『やっぱ上田のMC力は抜群だな』『太田が本番の間中、好々爺のような目で上田を見てて仲のよさを痛感した』『太田が上田をガチで信頼してるのがよくわかった』など、上田の代打MCを絶賛する声と太田からの信頼度の高さを指摘する声が相次いでいます」(女性誌記者)
芸能界でなかなか友達を増やさない太田から信用されるとは、それだけで上田の人格者ぶりが伝わってくる。だが、その舞台裏ではひと悶着あったようで…。
「上田さんの代役は、番組や所属事務所ではなく太田光さん直々のオファーだったことが、『爆笑問題カーボーイ』で明かされました。じつは田中さんが昨年8月にコロナ感染で『サンジャポ』を欠席した際、ずん・飯尾和樹さんが代役を務めたことがありました。その時、飯尾さんの司会が絶賛されたことで、田中さんはかなり嫉妬心を募らせたとか。代役のMCが結果を残すと、田中さんの血圧を上げることにもつながりかねない。所属事務所の代表で太田さんの妻である光代さんは、田中さんの病状回復を最優先に、“そこそこの人材”を想定していたようですが、太田さんが勝手に上田さんにオファーしたことで『勝手にそういうこと決めないで』と苦言を呈すなど、太田夫妻の間でちょっとした夫婦バトルに発展してしまったそうで、ネット上では夫婦仲を懸念する声もあがっています」(芸能記者)
代役の上田が完璧にこなしては、田中も気が気でないかも…。そんな心配を口にした光代社長に対して、太田は「上田は田中との信頼関係があるから」「あいつはわかってるから」「田中をうまく立てながら、引き気味でやってくれるから」との憶測を抱いていたようだが、結果は光代社長が懸念していた通り、上田は全力でこなしてまたもや代役が大絶賛されることとなった。ファンとしては、田中の血圧だけが気がかりだ。