「コロナ感染過去」を持つ玉川徹氏が豪語する「マスクをしていたら風邪をひかない」の説得力

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が6月7日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演し、マスクの風邪予防効果を熱弁したことが話題になっている。

 この日の放送では、のどの不調を特集。梅雨から夏の時期は寒暖差アレルギーや、カビを吸い込むことで気道に異常が出る可能性があるという。悪化すると肺炎になるおそれもあり、決して軽視できない。

 玉川氏はのどのトラブルについて、「僕も弱かったんですよ。年に2回くらい風邪をひいて、のどが痛いというところから始まる。そんな私でしたが、コロナ(禍)になってから1回も風邪をひいてない」と明かした。この発言に対し、キャスターを務める羽鳥慎一が「なんでだろう」と不思議そうに尋ねると、玉川氏は「マスクしているから!」と豪語したのだった。

 ところが、この玉川氏の「マスク効果」発言について、ある疑念が駆け巡ってしまった。実は、玉川氏は過去にコロナウイルスに感染していたのだ。

「玉川氏はコロナ感染により、2022年11月17日放送の『モーニングショー』を欠席しています。羽鳥アナはこの時、『日本でもトップクラスに気をつけている人が感染する』と驚いていました。厚生労働省は新型コロナはウイルス性の風邪の一種とアナウンスしています。玉川氏は当時もマスクもつけていたと思われますが、普通の風邪は防げてもコロナ感染は防げなかった、ということでしょうか」(週刊誌記者)

 コロナと風邪とではマスク効果にどんな違いがあるのか、玉川氏に聞いてみたいところだ。

(石田英明)

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