「楽しめない」と原作者も苦言!日テレドラマ「視聴率2%台の大惨事」より心配される“「セクシー田中さん」の二の舞”

 5月19日に放送された間宮祥太朗主演ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(日本テレビ系)第7話の視聴率が、2.9%だったことがわかった。同ドラマは、回を重ねるごとに数字を下げているという。

「『アクマゲーム』は初回視聴率5.7%を記録したものの、2話以降が3%台と低迷することに。そして今回、ついに2%台にまで下がってしまいました。同ドラマは、登場人物たちが命懸けの頭脳バトルを行うという内容なのですが、視聴者からは『ゲームのルールが複雑で、全く理解できないまま話が進んでいく』『漫画のような面白さがない』『間宮くんは好きだけど、内容についていけない』などと、メインとなるゲームの見せ方に不満を抱く声が多くあがっています」(テレビ誌記者)

 そんなドラマ「アクマゲーム」は、原作・メーブ氏と作画・恵広史氏による人気コミックを実写化した作品である。しかし、ドラマでは原作で高校生だった主人公が27歳に変更されるなど、様々な改変が行われており、当初から原作ファンの間で物議を醸していた。

 また、今回のエピソードには、原作者からも厳しい意見があがっているという。

「原作者のメーブ氏が21日、ドラマ『アクマゲーム』最新話の感想を自身の『X』に投稿しました。そこでメーブ氏は『今回は批判多めの感想になりそう そういうの読みたくない方はスルーしてね』と前置きしつつ、『ううーん… ちょっと流石に不明なこと、はっきりしないことが増えすぎて、7話は楽しめなかった…』『結局このトーナメントは何のためにやっているの? 優勝したらどうなるの? 逆に優勝できなかった人はどうなるの? そのあたりがはっきりしないから、どんな気持ちで勝負を見守ったらいいのかわからない』と、涙を流す絵文字とともに正直な感想を綴っています。そして、他にもドラマの内容に様々な指摘をしつつ、最後に『ドラマは本当に楽しみにしているので、一度情報をしっかり整理してほしい。漫画と設定を変えてもいいんだけど、それで矛盾が発生して、その矛盾がキャラの心情すらもわからなくさせてしまっている気がします 8話がおもしろくなることを願っています』と締めくくりました。

 日テレドラマといえば、昨年放送された『セクシー田中さん』の原作改変が問題となったばかりです。それにも関わらず、原作者から再び苦言を呈されている状況に、ドラマファンからは『日テレは「セクシー田中さん」の騒動から何も変わっていないのでは?』『今回は原作者がメーブさんだからよかったものの、他の人ならどうなっていたか…』などと、日テレに不信感を抱く声があがっています」(前出・テレビ誌記者)

 数年前からのビッグプロジェクトとも報道されているため、ドラマ「アクマゲーム」の企画がスタートしたのは、「セクシー田中さん」騒動の前だったのかもしれない。たとえそうだとしても、多くのドラマファンは、原作者の気持ちに寄り添ったドラマ作りを願っていることだろう。

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