18歳の女子高生右翼が告白「初めての街宣活動と引きこもり時代」

「先日、憂国清心同友会の街宣活動に同行させていただきました。川崎駅(神奈川県)すぐ近くの人通りが多い場所で、先輩からいきなり『喋ってみなよ』って言われて…。ムチャぶりですよね(笑)。人前で話すことに慣れていなくて緊張したんですけど、つっかえることなく、山口二矢顕彰會や時局対策協議会で学んでいることを話すことができました。10人くらいの方が足を止めて聞いていただいて、とても有難かったですね」

 人生初の街宣活動を振り返るのは18歳の秋津和(あきつ・なぎ)氏。現役の女子高校生であり、山口二矢顕彰會に籍を置く右翼活動家である。彼女は、去る3月3日に神奈川県横浜市で行われた「第五回 現状打開公開討論会~若輩者の立場から~」(主催・菊水國防連合國防研究會)に登壇。そこで注目を集めた若手右翼の一人だ。

「SNSはX(旧Twitter)をやっているんですけど、討論会がネットニュースや雑誌『フォーNET』でも取り上げられたことで、フォロワー数が500人くらい増えて倍になったのがうれしかったですね」

 そんな秋津氏のX(アカウント名/秋津和:@corgi3_)を覗いてみると、参拝で訪れた靖国神社、右翼団体のビラなど、右翼活動家らしい投稿が見られる一方、回転寿司での和気あいあいとした会食シーンなど、女子高生らしさも窺えた。そんな彼女も、一時は引きこもり生活を送っていた。

「集団行動は昔から苦手でした。中学1年生の終わりごろにイジメにあい、『もう少しでクラス替えだから』と耐えていたんです。でも、次の年度もその子たちと同じクラスになったこともあり、2年生のはじめから学校に行けなくなって、自宅に引きこもっていました。不登校に関しては、両親が『きちんと家で勉強していればいいよ』って言ってくれて…。もともと歴史に興味があって、成績はずっと“5”を維持していましたが、その時にネットで三島由紀夫先生や山口二矢烈士のことを知り、もっと学びたいと思って山口二矢顕彰會に入会したのが昨年11月。それ以降、たくさんの先輩や友人ができて、交友関係も広がり、周りからは『明るくなったね』ってよく言われます」

 現在、高校3年生の秋津氏は医学部進学を目指して受験勉強の真っ最中だ。

「親が医療関係の仕事をしていて、いろいろ話を聞いているうちに、医師を目指すことに決めたんです。南シナ海をめぐる中国とフィリピン、日本の安全保障の取り組みなど、気になるニュースがたくさんありますけど、自分の生活と政治問題はしっかり区切りをつけて、これからもいろんなことを学んでいきたいですね」

 学業と右翼の両立を目指す秋津氏の活動は、彼女のXでチェックしてほしい。

※写真は街宣活動中の秋津氏

(編集部)

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