制作中止危機は乗り越えたけど…櫻井翔主演ドラマ「大病院占拠」続編の「意外な見どころ」

 2023年1月期に放送された嵐・櫻井翔が主演したドラマ「大病院占拠」の続編「XXX占拠」(日本テレビ)が、2024年1月からスタートすると発表された。櫻井以外のキャストや舞台は後日明かされるという。

「前作『大病院占拠』では、鬼の面を被った武装集団に占拠された病院を舞台に、櫻井演じる捜査官が犯人に立ち向かうアクションサスペンスでした。続編となる『XXX占拠』は、神奈川県のとある場所で、再び鬼の面を被った占拠事件が発生するとのこと。また、舞台となる場所が記されるタイトルの『XXX』の部分は、追って発表されるそうです」(テレビ誌記者)

 櫻井はドラマの舞台となる場所について、「個人的には結構好きな場所で、どちらかというとワクワクして、楽しみが膨らんでいくような場所」とコメントしている。当然、ファンの間ではこの場所について様々な予想があがっている。

「今回の続編が発表されると、ネットでは《「事務所占拠」にしてほしい》《次は「警察署占拠」か》などと予想しています。一方でドラマファンの間では、先日、エキストラ募集サイトで『日テレ1月期土曜ドラマ「空港、職員、マスコミ、警備員」』などと掲載されていたことが話題となりました。さらに一部のネットニュースが『今度の舞台は空港』と報じたことで、《続編は『大空港占拠』っぽい》《もし空港なら規模が凄そう》《映画「ダイハード」みたいになるのかな》などと期待の声もあがっています」(前出・記者)

 ちなみに、11月24日配信の「東スポWEB」によると「大病院占拠」の続編は、旧ジャニーズ事務所の性加害問題の影響で、放送延期や中止の話も出ていたという。だが、スポンサーの了解が得られたことで制作決定となったようだ。

 前作は世帯視聴率が最高で7.9%と1度も8%を超えることはなかった。櫻井の演技について《わざと下手に演じているのか》と揶揄されたり、演出や特撮が《B級感まる出し》とクサされることもあったが、視聴者はむしろそれを楽しむという変則的な人気まで指摘されたものだ。

 櫻井が続編でどのように視聴者を楽しませるのか、期待されるのである。

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