元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄が、8月12日にスタートする東海テレビとWOWOWの共同制作連続ドラマ「ギフテッド Season1」(東海テレビ・フジテレビ系)の第2話に出演する。
森は2023年3月末にテレビ東京を退社し、4月1日付で芸能事務所に所属。当時、スポーツ紙の取材で「いつか女性アナウンサーとして、初のミュージカル女優も目指したい」と語っていた。
ミュージカルではないが、「ギフテッド」で念願の女優デビューを果たす。ドラマ公式HPによると、フラワーアート祭の「司会者役」だという。元局アナの森にしてみれば、演じやすかったに違いない。
局アナから女優に転身したケースでは、田中みな実が真っ先に頭に浮かぶ。田中は14年にTBSを退社し、フリーへと転身。女優デビューは19年の「絶対正義」(フジテレビ系)だった。20年12月放送の「ごごナマ」(NHK)で、田中は当時を振り返り、「アナウンサーの役なのかなと思ったら、5人の女性の話で、その中の1人と言われて、『ちょっと私には荷が重いので、難しいです』と最初は断ったことを告白。その後、制作サイドから繰り返しオファーが来たことで、ようやく引き受けたことを明かした。
女優としてのデビュー作は、森より田中のほうが重要な役のようだが、演技力次第では逆転のチャンスはある。
「ところが、お笑いタレントの明石家さんまが森の演技にダメ出しをしました。23年6月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に森が出演したときのこと。女優志望を明かした森は、さんまから即興で演技を求められ、上目遣いで『今日、うちに来る?』と男性を誘う演技を披露しました。しかし、さんまは『気持ち悪いな、お前は!(笑)』と酷評。森は肩を落としていました」(芸能記者)
司会者役でさんまを見返すことができるか。森の演技に注目だ。
(石田英明)