弁当チェーンの「ほっかほっか亭」が7月1日から販売を開始したキッズメニュー「キッズトリオ」が晩酌に最適すぎると飲ん兵衛たちから注目を集めている。おっさんが買っても大丈夫か心配する声もあるが、意外な角度からヒット商品になるかもしれない。
「子供に人気のメニューを勢ぞろいさせた『キッズトリオ』はトリオと言いつつも、からあげ、フライドポテト、ウインナー、プチバーグ、コーンのつまみあげ、たまごやきがセットになっています。しかも、キッズ向けメニューということもあってか、この種類とボリュームで東京、神奈川などでは1200円（以下税込）、北海道、大阪などでは1080円とリーズナブルな価格で提供されているのです」（社会部記者）
これに目を付けたのが晩酌族たちだ。ワンプレートで6品目もあり、どれもお酒のアテに最適とあって、“こういうのでいいんだよ”といった声がネット上に数多く寄せられている。ほっかほっか亭では、おろし天ぷら盛合せ、唐揚5コ、チキン南蛮、ハンバーグ、牛焼肉の5品目から3つを選べる「おかずトリオ」も販売しているが、お酒のつまみ的には「キッズトリオ」を推す声が多い。
「名前にキッズが付いていることから、晩酌用に買ってもいいのか躊躇う人もいるようですが、特に年齢制限などはないので問題ないでしょう。この商品にはゆずしょうゆが付いているのですが、もしかしたら、ほっかほっか亭は最初から晩酌需要を見越していたのかもしれませんね。ともかく、キッズメニューなのに最高のつまみになるというギャップがSNSを中心に話題となっているので、大人たちからの支持でこの夏のヒット商品になる可能性も十分にあると思います」（フードライター）
今後、改めて晩酌トリオも開発してもらいたいところだ。
（小林洋三）
