ダウンタウン・松本人志らがMCを務める紀行バラエティ番組「クレイジージャーニー」(TBS系)の5月22日放送回で、悪魔が憑依してしまった女性を救う儀式が取り上げられ、その映像が波紋を引き起こしている。
「番組には、幽霊の憑依を研究する文化人類学者で、京都大学のイタリア人准教授デ・アントニー・アンドレア氏が登場。今回、約300人の悪魔祓い師がいるというイタリアを訪れ、関係者を取材しました。番組の冒頭、『幽霊はあまり信じない』と話していた松本でしたが、VTRにて悪魔に取り憑かれ40年以上不幸が続いた女性の体験談や、儀式中にえずいたり血を吐く仕草などを見て、『説得力のある話』『(儀式を受ける人の反応は)演技でできないですもんね』と見入っていました」(テレビ誌記者)
また、VTRには何万回と悪魔祓いに立ち会ったというシスターが、悪魔に取り憑かれる原因について解説。彼女によると、降霊術を実践したことがある人、呪いのかかった人の出産、呪われた食べ物を口にした人と、主に3つのパターンから悪魔が憑依するという。
そして番組では後半、実際に呪われた食事をしてしまった女性のインタビューも放送された。
「番組には、呪われたものを実際に食べて、悪魔が憑依したという海外の女性が出演。その女性は幼少の頃、女性の生理の血、男性の精子、中絶された子供の粉を食べさせられ、それが呪われる原因になったと明かしました。これを聞いた松本は、『なんでそんなものを食べさせられたのか…』とスタジオで絶句。学者のアンドレア氏によれば、本人に気付かれないよう食べ物に混ぜて呪うというやり方があるのだとか。そして、その呪い方は、日本でもよくある事例だと解説しました。
そんな中、視聴者の間では“男性の精を飲むと呪われる可能性がある”というポイントが話題に。夜の行為においてそれを口にする女性も多いことから、ネットでは『俺の彼女もヤバイかも…』『じゃあゴックンしたことがある人は危ないじゃん』『飲まなくてよかった』と様々な反応があがっています」(前出・テレビ誌記者)
それらのモノを口にしたことで実際に呪われるかは不明だが、今回、悪魔祓いVTRのインパクトが強かったこともあり、気にかける視聴者も相次いだようだ。