「リプトンミルクティー」は高校生になぜ刺さる!? 思い出の味「再販」に大反響

 森永乳業は、2022年3月に販売を終了していた紙パックシリーズ「リプトン ミルクティー」の再販を開始した。「高校時代によく飲んでいた」というファンも多く、青春の思い出の味の復活にネット上では歓喜の声が相次いでいる。

「リプトンの紙パックシリーズは1988年の発売から長年愛され続けていますが、昨年シリーズ全体の大幅な見直しがおこなわれ、3月29日から使用する茶葉量を5%増やし、乳固形分も1.5倍以上に増やしたリッチで本格的な『リプトン ロイヤルミルクティー』を発売。それに伴い、リプトン ミルクティーの販売終了がアナウンスされたのです」(ネットライター)

 しかし、販売終了とともに森永乳業には同商品の再販を求める声が殺到。同社史上最多となる667件の再販希望の超えが集まったことから、復活を決めたという。なお、味わいは最も評価の高かった2019年に製造していたものに近づけるため、使用する茶葉も変更するというこだわりようだ。

「リプトン ミルクティーは21日から発売が再開されていますが、ネット上には《高校の頃は毎日飲んでいたから復活嬉しい!》《高校に行く途中のコンビニで買うのが日課だった。青春の味を久々に味わってみよう》など喜びの声が相次いでいます。同商品は高校時代に飲んだという意見がとにかく多く、18年に『ぐるなび』が実施した『高校時代に飲んでいた紙パック飲料ランキング』という調査では、2位に100票以上の大差を付けてトップに選ばれているのです。なぜ、この商品がそこまで高校生に刺さるのかは不明ですが、この甘い味わいが青春時代にマッチするのかもしれません」(フリージャーナリスト)

 約1年ぶりの復活ということで、久しぶりに青春の味を味わってみてはいかがだろうか。

(小林洋三)

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