元手タダ“家ゴミ→お宝化”計画(49)「令和元年切手シート」が37万円!

「最近、ヤフオクで爆騰中の商品があるんです。これぞ、家に眠るお宝ですよ!」

 なじみのヤフオクウオッチャーが、興奮気味に一報を伝えてきた。よくよく聞けば、その商品はお年玉付き年賀はがきの当せん賞品、切手シートだった。

 それって、末等の当せん賞品ではなかったか?

「確かに、末等の3等が切手シートですが、それとは別です。昨今、年賀はがきの販売枚数が減少。それを打開すべく、今年から郵便局は当せん賞品を豪華にしています。それに加えて、2度目の抽せんを行うダブルチャンス賞を設けたのです。このダブルチャンス賞の賞品、『令和元年切手シート』が高値になっているのです」(ヤフオクウオッチャー)

 実際に、ヤフオクを検索すると、最低落札価格が25万4000円。最高で37万5000円で競り落とされている。新元号の「令和」関連グッズは、各種売りに出された。元号決定を伝える新聞の号外やTシャツ、果ては自作の書字まで。

 だが、これほど高値となった「令和」グッズは目にしたことがない。

「高値の理由はシリアルナンバーです。この『令和元年切手シート』は通販でも売られているのですが、当せん賞品はひとつひとつに番号がふられています。つまり、当せん賞品は一点もので、収集家が欲しがるのです」(ヤフオクウオッチャー)

 ダブルチャンス賞当せん数は1万287本もある。引き換え期間は10月21日まで。さっそく我が家に届いた年賀状をチェックだ。

マネー