「南極上陸」ガチャピンの屈辱!?「実はふなっしーに先を越されていた」

 南極地域の調査を目的に1956年に誕生した「南極観測隊」。11月11日に「南極観測船しらせ」で日本を出発した第64次観測隊が12月22日、南極の昭和基地に到着した。

 隊員は「国立極地研究所」の職員を中心に、気象庁や各大学の研究者、民間企業からの出向者など計76名。これに報道関係者やサポート役の技術者など19名の同行者が加わり、総勢95名が南極入りした。

 中でも注目されるのは、フジテレビの南極取材班にあの「ガチャピン」がいること。かつて人気子供番組「ひらけ!ポンキッキ」シリーズで活躍していたが、現在は平日夕方の報道番組「Live News イット!」のお天気キャスターとして活躍中だ。

 ガチャピンは同局のホームページで、「ぼくが目と耳と肌で感じた南極大陸をみなさんにお伝えできればと思います」と意気込みを語るが、ネット上では《寒い地域なら北極出身の相棒ムックのほうが向いていそう》などという意見も見られた。

 ちなみに南極観測隊は、各分野の研究者たちを中心に構成されているが、今回のガチャピンのように各界の著名人が同行するケースも多い。過去には詩人の犬塚堯氏や登山家の西堀栄三郎氏、「不肖・宮島」の愛称で知られるカメラマンの宮島茂樹氏、作家の立松和平氏、堺雅人主演の映画「南極料理人」のモデルとなった料理人で、タレントの西村淳氏などバラエティに富んでいる。

「ガチャピンが抜擢されたことに驚いた方も多いですが、日本の有名キャラが南極に上陸するのはこれで2度目。実は、15年にあのふなっしーが、不定期特番『世界ベスト・オブ・映像ショー 頂上リサーチ』の企画で訪れているんです」(テレビ誌編集者)

 これまで抜群の運動神経で数々の偉業を成し遂げてきたガチャピンだが、「南極に上陸した最初の人気キャラ」の称号は残念ながら得られなかったようだ。

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