楽屋はサウナ状態、水着ステージでムダ毛が…「アイドル博」でトラブル続発

 7月16日から18日の間、お台場青海R地区で「2022 TOKYOアイドル博LIVE!」(通称「アイドル博」)が開催された。同イベントでは日本中の400組近くのアイドルグループが集結し、ライブを中心としたイベントを敢行。しかしイベント2日目の17日午後には、出演者の女性11人が熱中症の症状を訴え、救急車の要請が相次ぐ問題が発生し、同日のイベントは途中終了に。出演者らのSNSでは過酷な環境を報告する声があがり、杜撰な運営体制が話題となっている。
 
 熱中症騒動の前日、出演アイドルのTwitterには《雨の湿気の中換気がないテントに知らないアイドル何十人とぎゅうぎゅう詰めの楽屋。しぬ》《楽屋サウナ蒸し風呂状態 暑さで涙流したの初めて》《楽屋に全く荷物置く場所なくて地面びちょびちょだ》と、楽屋の劣悪な環境を訴えるツイートが何件も投稿されていた。杜撰な運営体制に、一部のグループでは出演を辞退する声明も出された。

 またこの日、男性用仮設トイレにドアが無いことも話題となった。トイレにドアが無いため、ステージ上の出演者から、来場者の用を足している後ろ姿が終始丸見え状態なのだ。仮設トイレは出演者も使用するため、苦情が殺到。これを受け、イベント2日目にはドアが設置された。
 
 問題多発の「アイドル博」だが、“水着ステージ”でも出演アイドルからの苦言があがっていたようだ。

「“水着ステージ”は、同イベントの目玉企画です。“水着ステージ”と言っても、水着になるのはアイドルたちではありません。このステージは、来場したファンが水着=濡れても良い格好で柵の中に入り、アイドルたちが歌いながらファンに向かって水鉄砲を発射するという企画です。楽しい演出を満喫したファンが多い中、ある出演アイドルが《お腹の毛とか剃ってきてほしい、、、な、、、》とTwitterで苦言ツイートを投稿。これを受け、ファンの間では《全身全剃りでいきます!》《永久脱毛してから参加せねば!》と、身だしなみを整えてから参加するべきという意識が生まれたようです」(週刊誌記者)

 劣悪な楽屋環境、丸見えトイレと同様に、お腹の毛の処理にも改善が求められた。

(浜野ふみ)

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