美女アナ「桃色歴史」全部書く【2】“同僚によるリーク説”が濃厚

 一方、逆風やバッシングも何のその、さらなる飛躍を遂げた稀有な存在もいる。その代表格が元テレビ東京の鷲見玲奈(32)だろう。

 鷲見は今年1月、3年以上交際していた30代のイケメンパイロットと結婚。4月からは日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」で総合司会に抜擢されるなど、公私ともに絶好調である。

 だがテレ東時代には、前代未聞の「カラオケ不貞」疑惑が取り沙汰されて大きな波紋を呼んだ。

 19年12月、鷲見と同局の先輩アナ(40)との不貞疑惑を週刊文春がスッパ抜く。同誌によれば、17年にある都内のカラオケボックスを訪れた2人は、他の男性アナと女性アナも同席する中、お酒の酔いも手伝ってかイチャイチャし始めると〝一線〟を越えてしまい、その様子を撮影した動画もあるというのだ。

 同誌の取材を受けた同局の広報部は2人の不貞疑惑を否定したが、報道後、鷲見アナはキャスターを務めていた「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」を欠席。その上、同年11月には先輩アナが営業推進部に異動したことで、疑惑は深まるばかりだった。

「様々なメディアで彼女が釈明しているので、あくまで疑惑なのですが、報じられたこと自体が黒歴史でした。経緯を見るに同僚のリークでしょうから、より黒歴史感が強いと思います」(前出・丸山氏)

 涙の謝罪&番組降板から一転、時を経てニュース番組の顔として見事な復活を果たしたのは元テレビ朝日でフリーの徳永有美(46)。

 同局ディレクターと結婚していた徳永アナは03年4月、内村光良(57)との不貞交際が露呈。総合司会を務めていた「スーパーモーニング」内で「今日限りで辞めさせていただきます」と涙ながらに自ら降板を発表した。

「不貞による懲罰人事とか謹慎はよくありましたが、番組で自分から降板を発表させるというのは珍しく、驚いた記憶があります」(前出・丸山氏)

 同年9月に夫と離婚後、05年4月に内村と再婚を果たすと退社。しばらくは家事、育児に専念する生活を送っていた。そして17年頃からアナウンサー業を再開すると、翌18年10月には古巣の看板番組「報道ステーション」にメインキャスターとして大抜擢される。

 16年にはテレ朝の後輩となる矢島悠子アナ(39)と田中萌アナ(30)の〝職場不貞〟が立て続けに明るみに。特に田中アナの場合、先輩アナとの「嫉妬するほど好きなの」「俺もだよ」などのLINEの生々しいやり取りが世間に衝撃を与えた。いずれも騒動以前のような活躍には恵まれておらず、徳永のような劇的な失地回復は見込めそうもない。

*美女アナ「桃色歴史」全部書く【3】につづく

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