神木隆之介が朝ドラ「らんまん」に主演、ヒロイン役は菓子屋の美しき看板娘

 俳優の神木隆之介が、2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」(NHK)に主演する。同局が2月2日、発表した。

 本作は、日本植物学の父・牧野富太郎をモデルとしたオリジナル作品。神木演じる主人公の槙野万太郎は、明治から昭和にかけての激動の時代の中で、ひたすら愛する草花と向き合い続けながら波瀾万丈の生涯を送る。

 実在の人物がモデルだが、あくまでもフィクションとして描かれ原作もない。とはいえ、気になるのはヒロイン役。

「『練馬わがまち資料館』によると、牧野博士は明治17年に植物研究のために上京。理科大学(現在の東京大学理学部)の植物学教室に籍を置いて研究に没頭していました。麹町の下宿から本郷の教室への途中に菓子屋があって、そこに美しい娘さんがいたそうです。酒を飲まない牧野博士は菓子が大好物だったらしく、『自然と菓子屋が目につき、この美しい娘を見染めてしまった』と随筆に書いていたといいます」(テレビ誌ライター)

 本作でも、神木が菓子屋の看板娘に恋をするシーンが期待できそうだ。随筆に〝この美しい娘〟とあるように、ヒロイン役の女性には大いに期待したい。

「牧野博士の妻の寿衛子さんは55歳で亡くなっています。博士は最愛の夫人をしのび、前年に仙台で発見した新種のササに〝スエコザサ〟(学名ササエラ・スエコアナ・マキノ)と名付けました。ドラマでも大事なシーンになることは間違いありません」(前出・テレビ誌ライター)

 ヒロインもストーリー展開も今から楽しみだ。

(石田英明)

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