小山田圭吾、今後は覆面作曲家として活動か

 過去の雑誌インタビューで障害を持つ同級生へのいじめを告白。あまりに悪質な内容で、反省どころか得意げに語っていたことから大炎上。開幕直前で東京五輪開幕式の音楽担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾。

 グラミー賞にノミネートされたこともある海外での実績も十分なミュージシャンだったが、今回の件で彼が音楽を担当していたNHK Eテレの『デザインあ』と『JAPANGLE』は番組差し替え、テレビ東京系の深夜ドラマ『サ道 2021』も楽曲の使用を取りやめている。

 今後の音楽生命は絶たれてしまったのも同然とも言われているが、そうした声に異を唱えるのは大手レコード会社のプロデューサー。

「以前から彼の音楽制作能力は国内外で高く評価されており、グラミー賞にノミネートされたこともあるほどです。恐らく、廃業に追い込まれるようなことはないはず」

 しかし、小山田圭吾や彼のソロユニット、コーネリアスとしての活動はかなり厳しいと言わざるを得ない。世間の拒否反応が途轍もなく強いからだ。

「ええ、これまで使っていた名義では難しいでしょう。そのため、今後は覆面作曲家、もしくは本人とバレない別名義で音楽活動を続けていく可能性が高いと思います」(同)

 実は、有名アーティストが別名義で楽曲や作詞の提供を行うケースは、決して珍しいことではないとか。

「小山田さん自身、メディアに積極的に出るタイプというよりは裏方的に活動していた人物です。名前が出ないのであれば頼む側にとってはリスクはないですし、今までよりも報酬も安くなるでしょう。もともと彼はライブ活動が大きな収入源にはなっていませんし、世間が思っているほどの影響はないのでは?」(同)

 不祥事で仕事を干されて収入激減というのは芸能人のお決まりのパターンだが、全員にそれが当てはまるわけではないようだ。

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