長澤まさみ、アカデミー受賞で大女優の仲間入りも踏んだり蹴ったりのワケ

 女優の長澤まさみが3月19日、「第44回日本アカデミー賞」の最優秀主演女優賞に輝いた。女優の頂点に立った長澤を絶賛する声が上がる一方、実は崖っぷちとの報道も……。

 3月23日発売の「女性自身」では、受賞を受けて〝日本を代表する大女優へと成長を遂げた〟と大絶賛。だが、〝大女優〟の座も安泰ではないようだ。

 3月26日発売の「週刊現代」の連載コラム「週刊テレビオヤジ」が、長澤が崖っぷちに立たされていると伝えた。長澤は4月スタートのTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」で重要な役で出演するが、本来の放送予定は2020年7月。コロナ禍の影響で撮影が遅れ、放送が後回しになったのだ。一方、ライバルといわれる女優・綾瀬はるか主演の同局系日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」は予定通り1月に放送。テレビ業界では長澤は綾瀬の後回しになったとも噂されているという。

「天国と地獄」は綾瀬と共演した俳優・高橋一生の卓越した演技も光り、最終回は世帯平均視聴率20.1%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。現時点では今年放送されたドラマのトップだ。「天国と地獄」に続く「ドラゴン桜」に出演する長澤は、〝後回し〟にされたこともあり、負けられないという意識は強いだろう。

「放送延期で鮮度が落ちたことが不安材料ですが、〝待ちに待っていた〟という視聴者も多いはずです。長澤が〝最優秀主演女優賞〟の名にふさわしい演技をみせれば、視聴率も十分期待できます」(芸能記者)

 しかし、「ドラゴン桜」が成功しても長澤に試練が待ち構えているという。

「3月23日発売の『週刊女性』が、長澤の主演映画『コンフィデンスマンJP』の第3弾『英雄編』の撮影が始まっていることを伝えました。公開は22年の予定ですが、懸念材料も。好評だった過去2作は海外ロケでしたが、コロナ禍の影響で今回の撮影は国内のみ。前作『プリンセス編』に出演した北大路欣也、柴田恭兵などの大物俳優の出演もスケジュールの関係で難しいというのです。ロケ地もキャストも前2作と比較するとスケールダウン必至。興行収入も落ちるようでしたら、長澤の人気にも影響するでしょう」(前出・芸能記者)

 ピンチはチャンス。長澤の踏ん張りに期待したい。

(石田英明)

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