卑猥すぎる夫婦のTwitter錬金術「夜の営みを投稿して月に20万円も」

「最近、“夜の営み”と思われるキワどい画像を撮影してTwitterに投稿する夫婦が増えているんです。なかには『こんな過激なシーンをアップして大丈夫なの?』と思うような動画もあり、そのうち摘発されるケースも出てくるのではないかと、見ているこっちがヒヤヒヤさせられます」

 こう語るのは素人男女の“性態”を取材し続けるメディアライター。近年、TwitterをはじめとしたSNS上に、卑猥すぎる私生活をアップする夫婦のアカウントが目につくようになったという。

「目的はバラバラですが、やはりいちばん多いのはマンネリの解消ですかね。たとえば奥様のアンダーウェア姿の写真やバストの渓谷などを旦那さんがアップ。するとフォロワーから《キレイな奥さんですね》《オカズにしてもいいですか?》といったコメントが寄せられます。旦那さんはそうした反応に刺激を受けて、妻との“ベッド行為”への意欲をかきたてられるというもの。以前、共同アカウントで卑猥な投稿を続ける40代の夫婦を取材したことがありますが、こうした投稿をきっかけにして、約10年におよぶ“性レス”が解消。新婚時代と変わらぬアツアツ生活を送っていると語っていました」(前出・メディアライター)

 2人の絆を深めるために卑猥な投稿を続ける夫婦もいれば、金銭目的で撮影に勤しむ夫婦も……。

「私が取材したなかで、いちばん衝撃的だったのはTwitterのDMのやりとりで、動画を販売している夫婦がいたこと。Twitter上にアップされた2分ほどのダイジェスト版にモザイクは入っていませんでした。動画販売そのものは珍しくありませんが、他の販売サイトへ誘導するケースがほとんどですからね。その夫婦にメールで取材したところ、『販売サイトで動画を売っても仲介料などを取られて儲からないから』という理由で“直販”に踏み切ったそうです。なお、その夫婦は奥さんが3日以上はき続けたという肌着も販売していて、それらの物販を含めて月に20万円の売上を記録したこともあったとか。旦那さんはお堅い企業に勤める会社員とおっしゃっていましたが、投稿画像の過激さから、いつ摘発の対象になってもおかしくありません」(前出・メディアライター)

 こうした卑猥な動画や画像のやり取りは法に触れるばかりか、思わぬトラブルに巻き込まれる原因にもなり得るという。社会部の記者が言う。

「じつはSNS上で夫婦を名乗って『オフパコ』『パコ依頼』なるワードでユーザーを惹きつけて、実際に応募してきた男性に美人局を仕掛けるという手口が横行していると聞きます。卑猥な画像などをアップしているのは、顔も名前も明かさない裏アカウント。そのため、どんな犯罪者が関与していてもおかしくない。大きなリスクが伴うことを認識すべきです」

 個人的な趣味の範囲にとどめておくには問題ないかもしれないが、ネットの無法地帯にはどんな魑魅魍魎が潜んでいてもおかしくなさそうだ。

(平沼エコー)

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