Twitterでの「お金ばらまき企画」でたびたび話題を呼ぶZOZO創業者で実業家の前澤友作氏。「フォロワー700万人超えたらお金をプレゼント」と、10万円を1000人に配る企画を打ち出しており、日々前澤氏のフォロワー数の推移が注目されていたが、6月28日、ついに大台を突破。前澤氏はTwitter上で「1000人の当選者が決定いたしました!これより当選者お一人お一人にDMしていきます」としたうえで、「800万フォロワー突破でまたお金配りします」と告知したのだった。
しかし、このような前澤氏の行動に「下品なお金の使い方だ」「金持ちが庶民をお金で躍らせているようで不快」などという批判の声も少なくない。
芸能界の中にもそのように感じる人も多く、爆笑問題の太田光や落語家の立川志らくなども過去に前澤氏を「下品な人間だ」とばっさりと斬り捨てていた。
つい先日もデヴィ夫人がTwitter上でユニクロの柳井会長がiPS細胞の研究で知られる京都大学の山中伸弥教授らの研究に対して100億円の寄付を行ったことを引き合いに出し、「前澤さんのお金の使い方とは大違いだ」と前澤氏を痛烈に批判する一幕があった。
前澤氏は今までこれらの批判を「誰も損してない」「お金はケチらずどんどん使って社会に回す方がお金持ちの役割」と一蹴し、批判など意に介していないような言動を続けてきた。しかし、前澤氏が実は「下品だ」という批判を気にしているのではないかと推測できる出来事が起きたのだ。
「前澤氏が『お金ばらまき』というワードを封印したことが大きな話題になっています。前澤氏は『【お金ばらまき】というワードに抵抗がある方も多いようですので【お金配り】に謹んで訂正します』とツイート、これからは“お金配り”と公言することを発表し、自身のTwitterアカウントのプロフィールも『趣味:お金配りと事業作り』という表現に書き換えました。先日、デヴィ夫人の自身への批判ツイートに対して『私ごときをデヴィ様に存じて頂き光栄です』と強がるような返信をしていましたが、やはり内心では『下品な成金』という世間からの評価に相当傷ついているのでしょう」(経済誌ライター)
この前澤氏の“微”訂正にネット上では《あんま変わらない…》といった声もあがったが、《たしかにちょっと上品な感じがする》《“ばらまき”よりイメージいい》《お金配りしますとか言ってみたすぎるんだが》と新たなパワーワードを生み出した前澤氏を評価する声も。
「今年は『給付金』という言葉が何かと話題になっています。流行語大賞に入賞するのでは? という予想もあがっており、『前澤給付金』の功績から前澤氏が代表者として授賞式に呼ばれるのではないかという声まであります」(前出・経済誌ライター)
前澤氏の“お金配り”を楽しみにしている人が多くいるのも事実。前澤氏には信念を曲げずに流行語大賞を手にして欲しい。
(浜野ふみ)