田中みな実が「美のカリスマ」まで上り詰めた恐るべき戦略

 フリーアナウンサーの田中みな実の変貌ぶりを、12月19日発売の「週刊文春」が伝えた。かつては女性の敵だったが、今では憧れとなり、マネージャーも定着するようになったようで……。

 田中は初の写真集「Sincerely yours…」(宝島社)が累計30万部の大ヒット。記事によると、12月15日に東京・渋谷で行われた「写真集お渡し会」では、来場者の半分ぐらいが女性だったとか。TBS時代はぶりっ子キャラが女性視聴者から不評を買ったが、最近はあえて心の闇を告白したり、また自分磨きにも精を出し、今では女性が憧れる「美のカリスマ」へと変貌を遂げた。

 一昨年の同誌の報道では、1年に3度もマネージャーが変わるほど、スタッフへの“圧”が凄かったと報じられた田中。だが、2年ほど前についたマネージャーは今も継続中だという。

 12月17日放送の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、田中とマネージャーのエピソードが披露された。ある日、スケジュールがパンパンに詰まっていた田中は夕方しか食事を取る時間がなかった。昼からマネージャーに「おにぎりを買っておいてください」と頼んでいたにもかかわらず、まさかの買い忘れ。「おにぎり、なんでないの?」と子供のように号泣したそうだ。

 このエピソードを見る限り、マネージャーへの厳しい態度は変わってないようにも思えるが、別の見方もできると芸能記者は推測する。

「おにぎりがなかったのは気の毒ですが、まさか田中も本気で怒って泣いたわけではないでしょう。むしろテレビ用のネタだと思われます。話を元に戻すと、マネージャーが頻繁に変わるのは、田中にとってはマイナス印象。2014年10月26日配信の『サイゾーウーマン』によると、田中は自身の批判報道などをつぶさにチェックし、学習しているといいます。例えば『わがままだ』と報道されたら、スタッフなどにやさしく接するようにするとか。そうでもしないと、フリーではやっていけないとも語っていたそうです。ぶりっ子キャラから女性の憧れへと変貌できたのも、田中の学習の賜物でしょう。マネージャーに対しても、辞めてもらっては悪評が立つので、以前ほどは厳しく当たらなくなったはずです」

 鍛え上げられたボディとともに、批判記事を参考にしながら、田中みな実は常に進化している。

(石田英明)

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