「午後の情報番組が騒ぎ出す」玉川徹氏に「ミヤネ屋」の宮根誠司が反応

 6月24日から全国的に大気の状態が不安定になり、各地でゲリラ雷雨が発生。梅雨前線の影響で、27日まで傘が手放せない天候が続いた。

 25日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」では、コメンテーターの玉川徹氏が梅雨前線について、「今は不安定だけど、これ消えるんでしょ? 梅雨前線」と述べて、「前線が消えるって話を聞いたので、そうなると、午後の情報番組とかがまた、『梅雨明けだ』って騒ぎ出すんじゃないかなって思うんですけどね」と、午後の情報番組を牽制した。

 気象予報士の片岡信和氏は、“騒ぎ出す可能性”について、「誰かが言う可能性はあると思うんですが、梅雨明けはされません」と断言。玉川氏が「ってことは騒がないかな、今度は」と述べると、片岡氏も「騒がないでほしいです」と語っていた。

 このやり取りに反応したのが、午後の情報番組で司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司。同日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、こう切り出した。

「今日、『モーニングショー』で玉川さんが、『午後の情報番組で梅雨明けするかどうか騒いでる』って僕らのこと怒ってたよ。片岡さんが『それは言っちゃダメです』って言われたから、僕と蓬莱(大介)さんのこと朝から怒ってるんだと思って。玉川さんごめんなさい。梅雨明けなんかするって言っちゃダメだって。騒いでるって」

 気象予報士の蓬莱大介氏は「騒いではないですけど、かなり慎重に言ってるほうだと思いますよ」と否定して、「ワーワー騒いでるのは他局ちゃいますか?」とおどけていたが、ネット上では、《局の垣根を超えた》《ワーワー騒いで玉川さんに怒られた》などと様々なリアクションが寄せられていた。

「27日には西日本のみ梅雨明けしましたが、この放送の時点で『ミヤネ屋』の蓬莱さんは『梅雨明けするかどうかはわからない』と説明。一方の片岡さんは、しばらく大気の不安定な状態が続き雨も降りやすいことから、梅雨明けは7月以降との見立てを示していました。あまりに早く梅雨明けを宣言してしまうと、大雨やゲリラ豪雨への備えがおろそかになりがち。警戒の意味を込めて、片岡さんは『梅雨明け宣言』に待ったをかけたかったのでしょう」(メディア誌ライター)

 晴天が続いても油断は禁物のようだ。

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