2024年3月31日に投稿された最初の動画が1170万再生を超える大ヒットとなったのは、「子育てガジェット通信」というYouTubeチャンネルだ。現在チャンネル登録者数は20万人を超え、4月23日に投稿された動画は322万回、6月29日に投稿された動画も13万回を超えている。
同チャンネルの概要欄には、「子育てに役立つガジェットを先輩ママ達の実際の使用方法を交えながら分かりやすくご紹介。子育てとお仕事でお時間のとれないママやパパの為に短い時間ですぐに実践できるようなチャンネル作りを心がけています!」とあり、一見教育系チャンネルのように見える。
しかし、教育系のYouTubeチャンネルならすでに溢れるほどある。なぜこのチャンネルだけがバズりまくっているのか。
「実は、このチャンネルでは、『搾乳入門』というタイトルで、どの動画でも母乳を手動でしぼることができる搾乳機の使い方が詳しくレクチャーされているのですが、なんと女性のバストがまったくボカされることなく、突起部分までリアルに写し出されているんです。成人系に厳しく、動画が削除されたり、場合によってはBANされることもあるYouTubeで、この動画は異例中の異例。ただ、動画のコメント欄には4000件以上ものコメントが書き込まれているのですが、そのほとんどが卑猥な内容です。視聴者層は子育て中のお母さんというより、バスト目当ての男性が多くを占めているようですね」(YouTubeに詳しいライター)
YouTubeのガイドラインには、「教育、ドキュメンタリー、科学、芸術が主な目的であり、必要性や脈絡がある限り、性的なコンテンツが許可される場合もあります」とあり、この動画は教育系カテゴリに属すると判断されたため、バスト出しも容認されているようだ。
「とはいえ、このチャンネルの概要欄には『YouTubeには公開していないママ達の動画や詳細はTwitterにて公開中』と、SNSのリンクが貼ってあるんです。そして、そのサイトには有料で見られる艶動画がアップされています」(前出・ジャーナリスト)
だからかどうか、このチャンネルに対しては「YouTubeのガイドラインをくぐり抜けて艶コンテンツの販売に繋げている可能性もある」という指摘もあるのだが…。
(佐藤ちひろ)