野村彩也子アナは担当番組ナシでも父・萬斎が「日曜劇場」出演のナゼ

  4月の新年度を迎え、テレビ業界でも新たに番組を担当する人気女性アナウンサーも少なくない。日本テレビでは岩田絵里奈アナがバラエティ番組「シューイチ」の3代目MCを担当。テレビ朝日では森山みなみアナが報道・情報番組「スーパーJチャンネル」のキャスターを務める。

 そんな中、かつてはTBSの“次期エース”と期待の声が寄せられた野村彩也子アナの担当番組がいまだに見えてこない。野村アナは慶應義塾大学卒業後、2020年に同局入社。1年目から「あさチャン!」「ひるおび!」(現「ひるおび」)などにレギュラーで起用され、2年目にしてテレビ・ラジオを合わせて10本以上のレギュラーを持つ人気アナに成長した。ところが……。

 23年3月からレギュラー番組を次々と降板し、同年9月を最後に番組出演が途絶えた。その後、複数のメディアが野村アナの“遅刻癖”を報道。23年11月配信の「Smart FLASH」は、度重なる遅刻が原因で担当番組を外され、アナウンス部ではなく、人事部付になっていると報じた。同メディアがTBSに質問状を送ったところ、体調不良につき23年9月から休養中だという。

 野村アナがテレビから消えた理由は不透明な状態だが、TBSの公式HP内にあるアナウンサー紹介ページに名前は掲載されているものの、4月1日現在も担当番組はナシ。仮に異動があったとすれば、名前も消えているはずだ。

 野村アナがレギュラーで復帰するのはいつなのか。その見通しもわからないが、父である能楽師・野村萬斎の姿はTBSで見ることができる。

「4月14日から放送される長谷川博己主演の日曜劇場『アンチヒーロー』に萬斎が重要な役どころで出演します。仮に娘が遅刻などでTBSに迷惑をかけていれば、親としては申し訳ない気持ちから出演することを辞退することも考えられます。逆に娘が迷惑をかけているからこそ、ドラマ出演して借りを返そうという思いもあったかもしれません。萬斎はどんな気持ちでドラマに出演するのか、興味深いところです」(芸能記者)

 萬斎の演技も見てみたいが、野村アナの復帰も待ち遠しい。

(石田英明)

エンタメ